焚き火を基礎(イチ)から学びたい動画レポート
マイネッツトヨタさんのキャンプシリーズ動画。年間を通じて発信されるようです。その第2回目を焚き火basekokkoで収録したいとのお話をいただきご協力しました。焚き火の魅力をグッと凝縮した作品に仕上がりました。その裏舞台をレポートします。
冒頭の薪割りシーンの音。フェザースティックへのメタルマッチの着火。ワクワク感を募ります。焚き火好きにはたまらない幕開けです。
まずは近くの森の中で焚きつけ拾い。焚き火は燃やすだけではもったいない。燃料になる焚きつけは自然のものを拾ってきます。森の中で木々の香りを嗅ぐ。手袋をつけずに直接手で枝に触れる。鳥のさえずりを耳にする。もともと備わっている五感が開くのがわかります。
「着火剤になるスギの枯葉、割り箸程度の太さの小枝、中枝、太枝。4種類を集めよう」焚きつけ拾いのコツを上手にまとめていただきました。ワンポイントで入れてもらったことでここだけ知っておけばがマスターできます。
拾ってきた焚きつけを仕分けします。焚き火は段取り8割。面倒くさがってここで手を抜くと火おこしで苦労します。ここでもポイントをちゃんとまとめていただきました。
続いて薪割り体験。安全管理を第一に薪割りをたのしむことができました。要領がわかるまで少し恐かったりします。慣れてきて真っ二つに割れたときの爽快感。薪割リは一度やると病みつきになります。
今回はちょっとランクアップということで着火にメタルマッチを使いました。麻のひもをほぐして火口(ほくち)を作ります。火口とは最初に火を燃え上がらせるために用いるものです。火口から薪へ火が移りやすいようにフェザースティックを作ります。
薪を組んでいきます。薪の組み方にはいろいろあります。ここではオーソドックスなティピー型をやってみました。いよいよ着火。メタルマッチで一発着火でした。「わあ、あったかい!」素直なひと言がうれしいです。多くの場所は直火禁止のこともテロップでふれていただき細部への心配り満載です。
出来上がった焚き火を囲んでコーヒーをすする。至福のひととき。「あ〜美味しい〜」実感のこもったひと言が全ての締めくくり。午後からの夜にかけての撮影。そして一つの物語に編集いただいた陰の努力。有難いことです。
企画撮影は去年からお付き合いのある会社。お二人でお越しいただきました。お二人とも大のアウトドア好き。あったかいお人柄。たのしみながらの撮影が何より一番の収穫。9分強の中ではじめてだけどちょっと極上の焚き火が学べる動画。ぜひチェックしてくださいね。
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