焚き火コミュニケーション研修~ホンネの語り合い、メンタルヘルス&チームづくり

 

焚き火コミュニケーション研修とは?

日頃の職場を離れ、自然の中に身を置き、五感を研ぎ澄ます。メンバーと協働する中から、メンタルタフネス効果を得ると同時に、所属する個人一人ひとりの個性をひき出し、真のチームの重要性を体験から学ぶ研修です。

なぜ焚き火なのか?

メンタルの問題、チームづくりの根幹になるのは「ホンネの会話」です。どれだけ個々人がその場で自己開示できるかにかかっています。これを「安心・安全の場」と言います。「この場ではどんなことを話してもいいんだ」そう思える場です。「ありのままの自分」でいられる場です。

サラリーマン時代、たくさんのチームと関わってきました。どうすれば本当にメンバー一人ひとりがわかり合え、一人ひとりの力が発揮できるチームになれるのか?試行錯誤しながら現場で積み上げてきました。その後独立し、チームづくり、場づくりについての本を読みあさり、多数の研修やセミナーに参加し学んできました。その結果わかったことがあります。

メンタルの問題を解決し、良いチームをつくるのは本当の意味での「安心・安全な場」がつくれるか否かにかかっていることを。「安心・安全な場」をつくるために、アイスブレイクをやったりアクティビティなどを取り入れるなどたくさんの手法があります。ファシリテーションというスキルもあります。でも、そうした意図的・人為的な場づくりだけでは本当の「安心・安全な場」をつくることはできません。人の気持ちは理屈だけでは動かないからです。

焚き火コミュニケーション研修は、場そのものを会議室から野外に変えます。そのことで自然な開放感をつくります。その中核にあるのが焚き火です。焚き火を囲んで車座になります。囲んだメンバーが一つの同じ火をを見つめます。その先にはメンバーの姿があります。日常行っているようでできていない行為です。焚き火を囲んで語り合ったシーンは脳裏に深く刻みこまれます。

ネイティブアメリカンは火を囲んで延々と話し合うことを通じ合意形成をしてきたといいます。—夜、焚き火を囲んで輪になって座り、さまざまなことを話し合う。その場にリーダーはおらず、皆の意見が同じような重さで他の人々に受け止められる。一人が話しているときは、その話が終わるまで、誰かがそこに割って入るようなこともない。皆が平等の立場に立ち、話し合いを進めていくうちに、始まったときと同じように、自然に話し合いが終わる。—-(ダイアログ:対話 米デビッド・ボーム博士)

外国だけでなく、日本でも炉辺で話し合いがされてきました。焚き火をするとそこには人が集まってきました。人は焚き火を囲むことで自分の原点に語りかけることができます。大自然の中で人はちっぽけな存在になります。だからこそ「ありのままの自分」でいられるのです。

焚き火の前では沈黙があっても無理に発言する必要はありません。一般に言葉を使って論理的に考えるのが左脳の働きと言われます。それに対し、五感を使ってイメージなどにより全体性を感じ取るのが右脳の働きと理解されています。焚き火にはこの2つの要素を同時に叶える効果があります。

暖をとり、灯りをともし、料理をつくる。暮らしの傍らには必ず火がありました。囲炉裏のまわりには家族が集まって食事をし会話する光景がありました。火はコミュニケーションを促進する重要な要素を果たしてきました。焚き火は見つめているだけで気持ちよく心が和みます。火を見ていると落ち着き、素直な気持ちになれるのは、悠久の昔からのDNA効果でもあるともいわれています。

自然の力は雄大です。五感が開くことを実感します。自然を基盤にした本当の「安心・安全な場」がここにあります。人と人との輪をつなぐもっとも原始的なコミュニティ、原点に戻る場、それが焚き火コミュニケーションです。

こんな会社・職場・チーム・団体へおすすめ

☑社員のメンタルをフォローしたい
☑新入社員に組織の中であるべき仕事への取り組み方を教えたい
☑中間リーダー一人ひとりの思いをふまえ、エネルギーを集結したい
☑新規プロジェクト発足にあたり、チームの一体感をつくりたい
☑職場のホンネコミュニケーションを促進したい

研修実施のメリット

厳しい経営環境の中、今メンタル不調の予備軍は急増しています。その背景をふまえ、平成24年従業員50人以上のすべての事業者に対しメンタルヘルス(心の健康)チェックを義務付ける労働安全衛生法改正が行われました。またメンタル疾患はがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に加え、5大疾患となりました。

従業員がメンタル疾患で休職することは企業にとって大きな損失になります・今後、従業員のメンタル強化は避けては通れない課題です。さらに一歩踏み込み、メンタルを強化し、個の力、チームの力をつくり出すことは経営力の強化につながります。

※社員一人がうつで休職した場合にかかるコスト参考例:
医療費負担110万円、法定給付金・疾病手当・見舞金700万円、代替の派遣社員人件1000~1500万円、医師との事務連絡業務コスト20万円、退職金、自殺、損害賠償(出典:メンタルタフネス経営(渡部卓氏著)

焚き火研修4つのコンセプト

①日常生活を離れ、普段とは違った環境、特に自然の中で五感が刺激されることで、心身をリフレッシュし、ストレスを解消する。(転地効果・リトリート効果)
②焚き火がつくる空間で自己開示、本音の話をひきだし、自己肯定感ひいては自信をつくりだす。(※焚き火には、色彩効果、フィトンチッド効果、1/fゆらぎ効果、遠赤外線効果などが期待できる/臨床心理士)
③野外活動の中で仲間との自然な協働を通じて、チームのすばらしさを体験から学ぶ。
④不便なアウトドア環境の中、参加者が限られたリソースを活用して、所定の結果を生み出すことを体感的に学ぶ。

焚き火研修3つの基本ルール

①すべて現地調達(火はすべて焚き火、自然にあるものを使う)
②時間を守る
③相手を尊重する

焚き火研修プログラム(基本)

日程 プログラム 形式
Day1 ウォーミングアップ・目標設定
食材買い出し
森の中で焚き付け拾い
薪割り体験
焚き火準備・火熾し&おやつタイム
かまどづくり&炭熾し
コミュニケーションを味わう料理(夕)
会食
あと片付け
ナイトウォッチングツアー
焚き火かたりば
フィールドワーク&プログラムごとのふりかえり
Day2 森林ウォーク
コミュニケーションを味わう料理(朝)
総括ふりかえり&コミットメント
現地解散
フィールドワーク&プログラムごとのふりかえり

◎参加者一人一人について研修受講ビフォーアフター観察レビューをフィードバック

<フォローアップ研修(オプション)>
グループワーク、個別カウンセリング

 

ウォーミングアップ&目標設定

この研修で得たい成果を明確にし共有することで、受け身ではない受講姿勢をつくる。受講前と受講後の効果測定を測りやすくすることで行動を促す。

食材買い出し

【プログラム内容】
近隣のスーパーにて食材の買い出しを行う。決められた時間内でレシピに必要なものを買い集め梱包する。
【得られる効果】
★お互いの距離感を自然なながれで縮める
★周囲に対する配慮、気配り、状況判断、相手への思いやり
★チームの中での役割分担への意識アップ

焚き付け拾い

【プログラム内容】
近隣の森へ焚き火の燃料を集めに行く。素手で枝を拾ってみる。森の香りを感じる。2日間の燃料はここでの調達が全てになる。メンバー協力が前提になるオープニング。
【得られる効果】
★自然の中のシンプルな作業に没頭することで頭がクリアになる。
★自然のながれでお互いの距離感を縮める
★周囲に対する配慮、気配り、状況判断、相手への思いやり
★会話のキッカケづくり

【ビジネスシーンへの応用】
現状把握能力、機会把握、リスク察知能力を培うことができます。限られた情報をもとに計画やメンバーの組織化、役割分担を行うことでビジネス現場での判断力を養うことができます。能動的に動ける人か否かを見極める材料になります。また、能動性の重要性を認知させることもできます。

薪割り体験

【プログラム内容】
玉切りした丸太で薪割りを行う。
【得られる効果】
★作業に集中することで雑念が取り払われる
★スカッとした爽快感でストレス解消になる

焚き火準備&おやつタイム

【プログラム内容】
焚き火準備、火熾しを一緒に作業し、自分たちで育てた焚き火のもとでおやつを食する

【得られる効果】
★童心に返ることでお互い知らなかった一面を共有する
★職場では得られない繋がりをつくることができる

かまどづくり&炭熾し

【プログラム内容】
その日の夕食をつくるかまどと炭を熾す。大まかなやり方はレクチャー、あとは一人ひとりの創意工夫で準備をする。

【得られる効果】
★シンプルな作業に没頭することで頭がクリアになる。
★協働作業により、その後の会話がスムーズになる。
★限られたリソースでいかに効率よく火をおこすかのプロセスで、工夫する力、創造力が磨かれる。
【ビジネスシーンへの応用】
リスク、予期せぬトラブルに対処する際の心構えと考え方を学べます。
課題にフォーカスし、解決策を考え、実行する体験をすることでビジネス環境での危機対応能力の向上を図ることができます。

コミュニケーションを味わう料理

【プログラム内容】
決められた時間内に食材から夕食をつくるプロセスを共有する。
【得られる効果】
★自分ができることを知り、今何をすべきかを意識する力
★状況判断力、助け合いの心、気づき力、気配り力
【ビジネスシーンへの応用】
職場の人間関係を円滑にするための雑談・談笑力が身に着きます。取引先との対話時に自然な自己開示と相手からのフィードバックをキャッチボールすることができるようになります。ひいては相手との信頼関係をつくる力になります。

あと片付け

【プログラム内容】
食事後のかたづけを分業しながら全員で行う。一見何気なく思えるあと片付けにも不便なアウトドアでは意味合いがある。
【得られる効果】
★自分ができることを知り、今何をすべきかを意識する力
★状況判断力、気配り力、相手を思いやる力

ナイトウォッチングツアー

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【プログラム内容】
静寂の中、満点の星空を全員で見にいく。
【得られる効果】
★忘れた去られた五感を研ぎ澄ますことができる。
★「安心安全な場」づくりが加速する。
★仲間意識が醸成される。
【ビジネスシーンへの応用】
感性の大切さを体験します。ビジネスにおいては論理的思考だけではなく、マーケットの変化や、顧客の心理、自分自身の顧客としての感覚を研ぎ澄ますことがブレークスルーを生み出す力になります。考えるだけでなく、「感じる」ことの重要性を学ぶことができます。

焚き火かたりば

【プログラム内容】
1日を振り返りながら、焚き火を囲んで一人ひとりの悩みや思いをひき出す。一人じっくり内省する。今後へ向けた夢を語り合う。本研修のクライマックス的存在。
【得られる効果】
★本音の会話、素の自分、ありのままの自分を開示することで、お互いをより深く知り合い、認め合うことができるようになる。
★一人ひとりの個性、魅力を引き出し合える。
★自己肯定感から自信をつくり出せる。
★真の「安心・安全な場づくり」がチーム内にできる。
【ビジネスシーンへの応用】
相手を尊重する力、相手の話に耳を傾ける「傾聴力」、相手の良さを見つける「洞察力」「観察力」、話を整理し発想を広げる「質問力」が身に着きます。

総括ふりかえり&コミットメント

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【プログラム内容】
2日で体験したことを振り返りグループディスカッションを行う。その後各人で内省、共有する。明日からの具体的アクションをメンバーにコミットする。「木のアクションプレート」
【得られる効果】
★メンバーのコミットを聴くことでモチベーションが上がる。
★その場かぎりで終わることなく、職場に戻ったときの具体的アクションにつながる。
【ビジネスシーンへの応用】
得たい成果の確認→問題点のあらいだし→どのようにしたら問題をクリアできるのか→コミットメント・・・というサイクルを身につけることで問題解決能力、業務遂行力が身に着きます。

ビフォーアフターの行動観察レビュー

一度の研修で全てを定着させるのは難しいものです。3ヶ月、6ヶ月、1年というスパンで定期的にフォローアップするプログラムがあります。ご相談ください。

 

開催場所

プライベート焚き火base Kokko
埼玉県比企郡ときがわ町大野勝負平

研修プログラム費用

お一人あたり50,000円~(税別)
研修プログラム企画設計実行、研修ツール制作費、宿泊費、食材・飲み物費、技術指導費、保険料
※最低催行人員4名(ご相談に応じます)
※雨天の場合は、屋内施設(ログハウス)を利用
※1泊2日コース、体験半日コース、1Dayコースなどアレンジします。
※費用および参加人数につきましてはご相談に応じます。
※出張研修も承ります。

 

貴社の会議室で焚き火バーチャル体験版

焚き火といってもいきなり野外では・・・という方には会議室で疑似体験いただける場を用意しています。お気軽にお問い合わせください。

 

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