焚き火コミュニケーション場づくりの専門家|三宅哲之


焚き火でフラットなコミュニケーションの場をつくる。「なぜこの仕事をしているのか?」「何を実現したいのか?」「なぜそれができるのか?」焚き火コミュニケーション協会®代表理事の三宅哲之について記しています。

焚き火コミュニケーション協会®
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三宅哲之プロフィール

大手電機メーカー家電販売会社にて100人規模のプロジェクトリーダー、新規事業部門立ち上げなど数々のチームビルディングを手掛け、「伝説のチームづくり師」の異名をもつ。

幹部候補生としてエリートコースを歩むも、CEOへの直言を機に左遷、降格、パワハラ。うつになり、自暴自棄どん底を経験。

その後ベンチャー立ち上げに参画、倒産への過程で営業部長としてチームが一体化する「修羅場の共有」を体感。オーナー社長の中小企業の営業トレーナーを経て独立。

焚き火チームビルディング研修、きこり体験、焚き火体験の場などを通じ、風通しの良い職場づくり、社員がホンネで話せる場づくり、自律型人材育成、社員や職場を元気にする講演研修をする傍ら、働き方多様化デザイナーとして12年間で2200人を超えるビジネスマンと向き合い働き方を広げる問題解決を行う。

生徒数600人強の「働き方の多様化を実践するコミュニティ型スクール」フリーエージェントアカデミーを主宰。

自身も山と町を行き来しながら、大人の焚き火里山フィールドを開拓、二拠点複業を実践、新しいワークスタイル、ライフスタイルの発信を行っている。

アップダウン原体験にもとづく相手目線で個の強みを引き出す独自のカウンセリング&コーチングには定評がある。企業、団体、商工会議所、自治体向け場づくり、メンタルタフネス、ファシリテーション、チームビルディング研修多数。株式会社はれぼし代表取締役

伐木等業務労働安全衛生特別教育等修了、小型車両系建設機械(整地等3t未満)運転特別教育修了、甲種防火管理者、食品衛生責任者、(一社)日本チームビルディング協会認定ファシリテーター、米国NLP協会認定NLPプラクティショナー、日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー、メンタルヘルスマネジメント検定、登録キャリアコンサルタント、経産省後援ドリームゲートアドバイザー歴任

 

なぜ焚き火を仕事にしているのか?

数年前はこんなことがありました。名刺交換をします。「えっ?焚き火ですか?何ですかそれ?」「趣味ですか?」と訊かれます。「いえシゴトです」と答えます。

「なぜこんなことをやっているのですか?」「なぜ焚き火を仕事にしているんですか?」次に来る質問です。焚き火を仕事にするなんて変ですものね。理由はいたってシンプルです。

過去のブログを整理していたら、こんな文面が出てきました。2017年3月のもの。焚き火の宿をつくる前年です。そこには焚き火をシゴトにしようとした思いが綴られていました。

その日は朝から雨。ひと雨ごとに春になってくるという感じ。でもまだまだ寒い。息子がバンドの練習に行くというので車で送ってやった。

その道すがらでの会話。面と向かって話す機会はそんなにない。こうして車に一緒に乗ったときくらいだ。なぜだかこういうときは真面目な話になる。
 
息子:「最近メディアによく出てるけど、なんでなの?」
僕:「それなりに情報発信してるからかな?少しブームなのかもな。あと社団法人にしてるし。ちゃんとやっているところって見えるのかもしれないな」
 
息子:「なるほどね・・・焚き火で何をするつもりなの?」
僕:「焚き火を囲むと誰でも素直になれる。お前もキャンプ行ったからわかるやろ。昔はあちこちでやってたんやな。でもいろいろ規制ができてできる場所が限られるようになった。昔みたいにふと思ったときに焚き火ができて、みんながたのしく話せる。そんなふうにしたいんや」
 
息子:「ふーん・・・ 土地を手に入れるとか言ってたよね」
僕:「キャンプ場を借りてとかやってると自由が効かないやろ。だから自分の土地が要るんや。自分の思い通りにできる場所。誰も文句を言わないところ。今日は焚き火がしたくなった。じゃあ昼から行ってやろう!すぐにできちゃう。そういうのっていいやろ」
息子:「へえ~そうなんだ・・・」
 
これだけの会話のキャッチボール。でも深みがあった。まだ頭の中で生煮えになっていることを口に出して話した。しかも他ならぬ息子。父親が言ったことはちゃんと憶えているに違いない。
 
起業は自分で仕事を創り出すことだ。今まで世の中になかったようなことを創る。ゼロから生み出すことに醍醐味がある。「そんなことで仕事になるんですか?」よく言われることがある。

言われると逆に燃える。「そう思うでしょ?でも仕事になってるんですよ!」そう言い切れるように。誰かがやったことなんてたのしくない。できないと思うことをできるようにしたい。というかできないから入るのは性に合わない。
 
焚き火のことを深く知っている人は世の中に他にもたくさんいる。でもみんな趣味だ。僕は焚き火を仕事にする。そう決めている。焚き火マニアでないし、技術を超越する気もない。焚き火は誰もができるもの。特別なものではない。昔はどこにでもあった風景だ。
 
そんな焚き火をもっと身近な存在にする。そして誰もが自然体でコミュニケーションができる場をつくる。人間の根っこになるような。息子にも宣言した。あとは実行あるのみだ。

僕は学生時代、野外活動研究会なるサークルに入っていました。仲間と一緒に日本全国を渡り歩きました。30キロ歩行、真冬のキャンプ、駅前で寝袋で寝る、登山などいろいろやっていました。

キャンプをすると夜は決まって焚き火になります。森の中、海辺、高原・・・いろいろ場所があります。焚き火というとキャンプファイヤーをイメージする人が多いですね。焚き火は少人数で小さな火を囲むことです。

夜も更けてお酒を飲みながら焚き火を見つめていると、ポツリポツリいろんな話が出てきます。そんなこと言わなくてもいいのに・・・翌日になってはずかしくなるようなことまで話している自分がいたりしました。周囲の仲間もそうでした。素直な自分に戻れるあの感じ。あの瞬間がたまらなく好きでした。これが原体験です。

焚き火の前でお互いの裏側や背景も見え隠れします。かといって無理にしゃべろうとする必要もありません。話したくなかったら話さなくいい。火をぼーっとみていたり。薪をくべてみたり。とにかく自分のペースでいればいいのです。

その後、社会人になりました。現場と本部のハザマにいる仕事でした。現場では今こんな問題を抱えているのにj本部は自分たちの利権だけでやっている。そのことが許せませんでした。公式の場で進言しました。幹部批判までしてしまいました。サラリーマン失格人生を歩むことになりました。

そこに属する人がみんなで正しいことを共有する。その実現へ向けて一人ひとりの個性を出してそれを認め合うことで心ひとつになれる。本音でなんでも言い合える場がほしい。でも現実はなかなか難しいものがある。

ずっと思い続けてきました。そこに学生時代のあの焚き火の光景が蘇ってきたのでした。これならいけるかも!これをやりたい!焚き火をシゴトにしようと思った理由です。

心理学で「安全安心な場」というものがあります。「心理的安全性」という言葉もあります。

この場ならどんなことを言っても否定する人はいない。自分をさらけ出しても安心。みんな受け止めてくれる。認めてくれる。そんな場のことを言います。この場は意図的につくるものではありません。焚き火を囲むと自然なながれで安全安心な場ができます。

「そのままの自分でいられる場所」をつくりたいという想い。人はみんな子どもの頃は素直だったはず。でも大人になるにしたがって、育った環境や周囲の影響で知らず知らずのうちに鎧を身にまとい始める。

意識してやっているのではなく、知らず知らずのうちにそうなっていく。そしていつしか「ありのままの自分」を出せる場がなくなっていく。

大人になると重い鎧をつけながら本当の自分ではない自分を演じ始めます。実はとても窮屈なものです。でもしょうがないのでそうします。知らず知らずそれが当たり前になっていきます。本当はそうではないのに。

人の原点は実はとてもシンプルなもののはず。焚き火はそんな「人の原点」を思い出せてくれます。火が人のもつDNAに語りかけてくるのかもしれません。原点回帰できる。それが一番の魅力であり、焚き火でつくりたい想いです。

そうあなたはそのままでいいし、そのままがいいのです。

 

ホンネの話とは?「聴く」とはどういうことなのか?|三宅の原体験

こちらのグラフが代表三宅の人生ライフラインです。(2019.12月現在)横軸が年齢、縦軸がそのときの感情を表しています。僕の人生は一つの転機をもとに大きく変化しています。22歳新卒で日立の子会社に入社しました。現場あがりで結果を出し、30代になったところで日立本社に転属。

全国プロジェクトのリーダーを務めるなどを同期No1管理職、幹部候補生、34歳で年収1000万超えを果たしました。文字通り順風満帆。でも人生には何があるかわかりません。そんな中、運命を変える事件が起こりました。絶頂期のある日。その日は幹部候補生研修の場でした。CEOは言いました。

「君たちは選ばれた人間だ。会社の将来のために必要と思うことをぜひホンネで言ってほしい」

「ホンネか・・・」心の中でそう言い返しました。「今日はそういう場なんだ。じゃあ、ホンネで言おう」心に決めました。その思いには背景があります。

本部に来るまで10年強、ずっと現場で仕事をしてきました。末端ではお客さま目線で一生懸命取り組んでいる人たちがいました。一方で本部は現場を全く見ていませんでした。「現場を見てお客さま目線で組み立てていけば、会社は必ず良くなる」信念を持っていました。

幹部たちは自分たちの保身で仕事をしていました。そのことが許せませんでした。「もっと現場を見ろ!」憤りすら感じていました。今ここで言わないでどこで言う、そんな気持ちでした。

席上には10数名いたと思います。順番に話していきます。みんな当たり障りのない話をしています。「そんなこといつも言っている話じゃないか。CEOが求めているのはホンネやで。今日はもっとホンネを言わんとあかん」心の中でそう叫びました。

そして僕の順番がやって来ました。

「会社はもっと現場を見るべきです。それができていないからうまくいかないんです。常務と部長の間で本当の意味でのコミュニケーションがとれていません。そのことで現場が困っています。お客さん目線からすれば絶対改善すべきです・・・」

言い終わると部屋中の空気が凍ったようになりました。まるで冷凍庫のようでした。気がつくと僕の後ろの席には常務がしかめっ面で座っていました。常務は1ヶ月後に社長昇格が決まってる人でした。「次期社長批判をした三宅」見えないレッテルが貼られた日でした。

左遷、降格、減給・・・それからのサラリーマン人生はまさにジェットコースター状態に一変しました。あちこちの部署をたらい回しになりました。島流しとも言われました。

そして行き着いた支社。そこには社内でも部下いじめで悪評高い札付きの支社長がいました。組織の中で典型的に出っ張る杭的存在だった僕。まさに飛んで火にいる夏の虫とはこのことでした。

それから約1年にわたり、来る日も来る日も強烈ないじめに遭いました。パワハラというやつですね。毎日毎日人格否定の繰り返し。「このままだと家族がどうなるかわかるか・・・」そんな脅しもされました。さすがに精魂尽き果てました。今で言ううつだったと思います。自暴自棄とはこのことを言うのでしょう。

そんなある日のこと、インターネット経由で一人のカウンセラーのサイトに行きあたりました。わらをもすがる思いとはこのときの心境。深く考えることもなく、そのカウンセラーとの面談に申込みました。彼はひたすら僕の話に耳を傾けてくれました。ただただひたすらにです。

話し終えると一筋の光が見えていました。前後左右真っ暗闇、暗いトンネルの中。そこにひと筋の光が射した瞬間です。衝撃体験でした。人生のどん底から再起を図ることにつながっていきました。

「目の前の人の心の声にしっかり耳を傾けること」この日を境に僕の根っこの部分に深く落とし込まれた姿勢です。焚き火の場ではもちろんのこと、人と向き合うとき、コミュニティ運営や研修プログラムをつくるとき、もっとも大切にしている原点です。

ご縁のあった人一人ひとりと向き合い、その人の良いところにスポットライトをあてる舞台をつくりたい。「個を尊重した場づくり」こうした経験をふまえて生まれた僕の自分軸です。

 

なぜ焚き火コミュニケーションの専門家なのか?

焚き火コミュニケーションは、焚き火づくりとコミュニケーションの場づくりを掛け合わせた技術です。

学生時代から30年に渡って慣れ親しんだアウトドア経験と23年間のサラリーマン階層別の職場コミュニケーション、大小ベンチャーの組織風土経験で体系化したものです。

焚き火は人の原点を蘇えらせる自然の相棒、コミュニケーションとは目の前にいる人との心と心の通い合い。ここに本質があります。

三宅自身のアップダウン実体験と2200人を超えるビジネスマンとの対話から得た知見があるからこそできる焚き火コミュニケーション。他にない心理的安全性、個人・個性をひきだす場づくりをご提供します。

 

執筆著書

焚き火コミュニケーションを「ひとり焚き火」「ふたり焚き火」「親子焚き火」「チーム焚き火」の4シーンからわかりやすく紐解いた内容。

「仕事や人生に疲れてきたと感じている」「子どもが持っている可能性をもっと引き出したいと思っている」「風通しの良いたのしい職場をつくっていきたいと思っている」

「社員のホンネコミュニケーションを活発にしたいと思っている」「余計なものをはずして、本来の自分に戻りたいと思っている」そんなあなたにおすすめ。さあ一緒に焚き火しませんか?

【目次】
第一章 焚き火の原点~今なぜ焚き火、焚き火づくりのキホン
第二章 ひとり焚き火で得られる新発見
第三章 親子焚き火で得られる新発見
第四章 チーム焚き火で得られる新発見
第五章 焚き火コミュニケーションの本質
⇒くわしくはこちら

 

執筆掲載誌面

焚き火の場づくり現場からみえるコミュニケーションの本質|労務事情(2021.11産労総合研究所様)

月刊「先端教育」様(2020.2)


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「企業と人材」8月号(2018.7産労総合研究所様)


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MONOQLO様(2017.7)

 

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