焚き火の魅力とたのしみ方〜新潟県民FM出演
新潟県民FMさんの番組に焚き火ファンの活動がオンエアされました。以下は話した内容のご紹介です。(2018.10.23放送)
コンテンツ
- 1 そもそも「日本焚き火コミュニケーション協会」を立ち上げたきっかけとは?
- 2 焚き火専用スペースはどんな施設?
- 3 焚き火コミュニケーション検定ってなに?
- 4 三宅さんと焚き火の出会い
- 5 一番心に残っている「焚き火」の思い出
- 6 焚き火の持つ力とは?(焚き火の効果、焚き火をするとどんな素敵なことが起こるの?)
- 7 なぜ人は焚き火を囲むと本音をしゃべったり、知らない人ともすぐ打ち解けるようになるの?
- 8 子供と一緒に焚き火をして学べること
- 9 焚き火初心者にアドバイスをお願いします!
- 10 必要な道具
- 11 よい薪とは(薪の見つけ方)
- 12 焚き火のコツは?
- 13 焚き火の楽しみ方(過ごし方/かっこいい大人の焚き火とは)
- 14 おすすめの「焚き火めし」
そもそも「日本焚き火コミュニケーション協会」を立ち上げたきっかけとは?
サラリーマンを23年やっていました。まあまあエリート路線に乗っていたのですが、公式の場で物申しちゃって左遷降格パワハラ失業など経験しました。お客さまのためにはこれがよいと思うことを貫いて本音を言ってきました。結果憂き目にあいました。
社会に出るとだんだん本音が言えなくなりますね。でも何も着飾っていないときにこそ、その人の良さが出ます。焚き火がつくる場にはそれがあります。一人で多くの人が自然体でフラットになれる場をつくりたい。そう思って立ち上げました。
焚き火専用スペースはどんな施設?
好きなときに焚き火を思う存分体験いただこうと思ってつくった場所です。周囲を気にすることなくプライベートでご利用いただくために「一日一組」限定にしています。標高700メートルの山の上にあります。日常と切り離したひとときをお過ごしいただくため、不便ですがこの場所を選びました。ベースコッコという名前です。コッコはフィンランド語で焚き火を意味します。
焚き火コミュニケーション検定ってなに?
一人でも多くの方に焚き火の場の良さを知ってもらう目的でプログラムをつくりました。焚き火の基本知識、火のおこし方、場のつくり方など日帰りに習得できます。終了後は焚き人検定をお出ししています。お友達や知り合いと一緒のとき焚き火マスターになれます。
三宅さんと焚き火の出会い
大学時代の野外活動です。サークルだったのですがテントと寝袋をもって日本全国を渡り歩きました。山でも海でも夜は決まって焚き火。夜がふけてお酒も少し入って「言わなくていいことを言い合っている場」が大好きでした。
一番心に残っている「焚き火」の思い出
最近baseKokkoを訪れていただく方々の光景です。初めて出会った人が帰る車内では昔からの友達のようになっているところ。「だんだんと魔法が解けていくみたい。夢の中にいるようだった」このひと言にはまいりました。
焚き火の持つ力とは?(焚き火の効果、焚き火をするとどんな素敵なことが起こるの?)
まず自然に五感が開くことです。炎のゆらめきをじっと見つめる、パチパチと薪が爆ぜる音を聴く、煙の匂い、木々の香り、薪をくべ焚き付けを素手で触る、食材をシンプルに食す・など五感を一度に感じられるものは焚き火以外にはないでしょう。現代人は五感を感じるときが少なくなりました。それだけに大切なことだと思います。
一番は自然体、素の自分に戻れること。焚き火を横にしながらだとリラックスして話ができる。慌てる気持ちもどこかへいってしまう。鎧を脱ぎ捨て童心に返る。その人個人の魅力が引き出せる場。話せばきりがないです。
なぜ人は焚き火を囲むと本音をしゃべったり、知らない人ともすぐ打ち解けるようになるの?
火を見ると心が落ち着きます。火を見ながらなので相手の顔をずっと見なくても済みます。無理やり話す必要もなくなります。肩肘張らない空間が自然にできちゃうんですね。火って暖をとり明かりを灯し食をつくる人間の暮らしの原点です。学術的なことはわかりませんが、人間の原点DNAに刻み込まれているような気がします。
子供と一緒に焚き火をして学べること
最近のお子さんは火を見る機会がなくなっています。「いきなり火の中に手を突っ込んでやけどする子供もいる」あるキャンプ場の人は言っていました。不便さの中で便利さを知る。火って熱いものなんだと実体験することに意味があります。これはだめ、それは危ないというのだけでなく子供の自立心を養うことにもつながります。親子の自然なコミュニケーションができるのもいいですね。
焚き火初心者にアドバイスをお願いします!
焚き火は思うよりずっと身近な存在です。まずはやってみましょう。気軽に焚き火体験ができる場所はやっぱりキャンプ場になります。最初は近場で日帰りできるところから始めてみてはどうでしょうか?
必要な道具
はじめて焚き火に必要なものは、焚き火台、軍手、マッチ(またはライター)、火ばさみ、うちわ、焚き付け、薪、バケツ。お金をかける必要はありません。そして忘れてはいけないものがみんなでたのしむ気持ちです。これが一番かも。
よい薪とは(薪の見つけ方)
焚き付けとしてベストなのはスギの枯葉。一気に燃え上がります。松ぼっくりもいいですね。火がたまてくれるの加えて見た目もかわいらしいですね。自然の燃料が調達できない時は新聞紙。アウトドアでは他用途にも使えて万能です。
焚き火のコツは?
上手にやるには準備8割。着火剤、細い枝、中くらいの枝、太い枝。慌てないように仕分けをしておく。着火した後は「育てていこう」という気持ちをもつこと。そうすると焚き火にもやさしくなれていい火がを保つことができます。焚き火と一緒に過ごす感じですね。
焚き火の楽しみ方(過ごし方/かっこいい大人の焚き火とは)
小さな焚き火を直火でする。これがおすすめのスタイル。キャンプファイヤーと焚き火は違うものです。ワイワイガヤガヤでなく静かにじっくりたのしむ。かっこいい大人の焚き火、覚えていただきたいです。
おすすめの「焚き火めし」
これから冬ということで汁物で温まりたいですね。定番はブイヤベース、しめにパスタという取り合わせですね。最近のマイブームは焚き火ミートローフ。ひき肉なのに肉の旨味が凝縮されます。食材にあまり手を加えない、凝らない、シンプルが焚き火めしの美味しさを引き出します。
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