はじめて焚き火に必要な8つ道具

2020.08.06 (木)

焚き火を見たい。焚き火をやってみたい。でもどんな道具を用意したらいいの?いきなりあれもこれも買うわけにはいかないし。どこへ行けば売っているかもわからないし・・・本記事では焚き火初心者の人がこれだけあれば万全というものを厳選してみました。

 

焚き火台


最初にコレ。焚き火をするための専用台です。えっ?火を着ける道具じゃないの?と思ったかもしれません。実は焚き火はどこででもできるというものではないのですね。とても残念なことです。まずは焚き火ができる場所に行くことから始まります。

⇒こちらも読まれています「はじめて焚き火ができる場所」

まちがいなく焚き火ができる場所としてはキャンプ場です。でもキャンプ場に行ったからといってその辺りの地面でいきなりはできません。これを直火と言います。直火で焚き火ができるキャンプ場は限られているんですね。

そこで登場するのが焚き火台です。文字通り焚き火をするための専用台です。最近焚き火台は人気です。各メーカーからたくさんの種類のものが販売されています。ネットで検索したらたくさんのものが出てきます。どうやって選んだらいいのか迷ってしまいます。

どういう用途で焚き火をするのか、人数はどのくらいかなどによりますが、選ぶ基準は「携帯性」「組み立てやすさ」「燃焼性」「簡単な料理ができる」「耐久性」「コスト」といったところになります。

焚き火でコミュニケーションをするという目的からすると写真のコールマン製の焚き火台がイチオシ(2017.8現在)。足を出せばすぐに使える手軽さ。広めのフォルムで火おこししやすく薪も乗せやすい。見た目のオシャレ感もGOOD。さらに出来上がった焚き火が美しい形になるなど良い点です。ただ台の真ん中に火種が集まって空気が入りにくいので、初心者には火おこしが少々しにくいかもしれません。

何より焚き火でコミュニケーションを円滑に図るには「きれいな車座」になるのがベスト。となると焚き火台も「丸型」にこだわりたいものです。価格も6000円弱とリーズナブル。総合的には十分合格点にある焚き火台です。

焚き火台を購入するときに見落としがちなのが収納ケース。出し入れがしやすい、収納しやすいというのが選ぶときのポイント。段ボールケースに入っているようなものは何回か入れ替えをしているうちにボロボロになります。その意味でもこの焚き火台ならコンパクトに収まるケースが付属になっていて便利です。

焚き火台は高いものから安いものまでさまざまです。最初から1万円を超すようなものに手を出さないことです。5000円以内でまずやってみて、自分の用途や使い勝手が見えてきたら次に考えていくというのが得策です。

【あらゆる用途で使い勝手の良いもの】

焚き火台は観賞するだけから調理に使えるものまで多岐にわたります。組み立てがしやすい。すぐに火がおこせる。ダッチオーブンもそのままドーンと置ける。取手をつけたら火の上に吊るすこともできます。シンプルな四角形というのもいい。超マイナーですがこの台はとても使い勝手が良いです。万能な焚き火台を一つ持っておくとキャンプのとき重宝します。

 

マッチ


2つ目がマッチ。焚き火をおこすときはまず中心に燃えやすい着火材となるものを置き、その周りに小枝を盛り上げた形を作ってから点火するのが定番の方法です。中心の着火材へいざ火をつけようとすると、盛り上げた小枝の間を縫って、横から火を差し入れるイメージになります。マッチだとそれがやりやすい。ライターの火を使うと炎が上を向いたり、手元が熱くなったり。差し入れるという行為がなかなかうまくいきません。

またライター1個だ毛だとなくなったり濡れたりしたらアウト。マッチなら2つ位に分散させて防水ケースに入れておけば、どちらかがダメになっても火を熾せないなんてことにならずに済みます。

最近はマッチを使う機会が減ってきました。だからこそマッチの良さを生かしたいものです。最初は使い慣れていないマッチで火を着けるのは少々難しいかもしれません。でもライターで焚き火の着火しては趣が足りません。「マッチ一本で一発着火!」ができるよろこびを味わってほしいものです。さらにおすすめしたいのが長軸のマッチ。軸が長い分、奥まで入れられること、着火までマッチを長く持っていられるなどメリットがあります。100均に行けば入手できます。

【慣れてきたらこんなギア】

着火する道具にはマッチ以外にもいろいろなものがあります。ミニバーナーで着火口が伸びるタイプは風が強い日でも火が着きやすいので1台あると便利です。さらに火花を散らして火をつけるファイヤースターターと言われるものがあります。着けにくいですがたのしめる逸品です。慣れてきたらやってみましょう。

新聞紙


着火剤に何を使うのか?実は新聞紙がベストです。アウトドアショップで売っているチューブ状の着火剤などでももちろんできますが、できるだけ身の回りにあるものを代用しましょう。新聞紙は一枚を半分に切って軽く棒状にし、ぐるっとトグロ状にすると最高の着火剤に変身します。その場で敷物代わりにしたり保温で使ったり。新聞紙ひとつあると野外では重宝します。お試しください。

家庭にあるもので着火剤になるものとしては牛乳パックがあります。そのままだと火が着きにくいのであらかじめ短冊状に切っておいた方がいいです。最初のうちは現地で作業するのは大変かもしれません。ハサミで切ったものを自宅から持参するのが無難です。

新聞紙や牛乳パックは燃えカスなど環境面からするともう一歩です。少し慣れてきたら自然のものを着火剤として使いましょう。最適なものはスギの枯れ葉。通称スギッパと言います。脂分を含んでいて炎が真上に立ち上がり着火しやすいです。

松ぼっこりも着火剤として良い燃料になります。一時的ですが中に熱を溜めてくれるので、そこから小枝や木っ端に燃え移りやすくなります。見た目もかわいらしいのでフォトジェニックになりますね。こうした自然の燃料を行った先の周辺で拾ってくるのも焚き火のたのしさを広げてくれます。

 

軍手


焚き火は高温になります。台をうっかり素手でさわったらやけどします。必ず軍手を使って行うようにしましょう。薪を扱うときも木のトゲが指に刺さることがあります。そんな時にも軍手は必須です。


何度かやったら焚き火用のグローブを購入しましょう。少し慣れてくると薪をつくるときにナイフや手斧を使うようになります。軍手だと誤って手に触れたときにケガをしてしまいます。グローブだとある程度危険を回避できます。焚き火グローブは使い込むほど自分の手にフィットするようになります。こだわり感も出てより愛着が湧いてきます。

 

焚きつけ

着火剤から最初の火ダネをつくるところまでには焚きつけが必要になります。焚き火の場所の周辺で枯れ葉や小枝を拾ってきましょう。スギッパやマツの葉、松ぼっくりはよく燃えます。拾ってきた焚きつけは細いものから太いものへ仕分けしておきます。


火を安定させるために細いものから順番に太いものを投入していきます。事前に仕分けができていると段取りよく火をおこしていくことができます。火おこしは段取り8割と言われる理由がここにあります。焚きつけ拾いをやると森や林の様子を感じることができます。作業に没頭できてシンプルにたのしい気分になります。焚き火前の焚きつけ拾いはおすすめです。

 

うちわ・火吹き棒


火がおきないときの一つの原因に空気が取り込まれていないというのがあります。そんなときに重宝するのがうちわです。風がないとき、温度が低いときなどうちわ一本があれば強力に火を送り込むことができます。暑いときはあおぐこともできますね。

もう一つできたら持っていたいのが火吹き棒です。自称最強の火おこしツールです。火吹き棒が一本あるかないかで火おこしに大きな違いが出ます。特に気温が下がったときや雨あがりなどの着火は大変です。寒いときに限ってなかなか火がおきてくれない。早く温まりたいのに。にっちもさっちもいかない。途方に暮れてしまいます。

そんな時、火吹き棒があれば悪条件もクリアできます。自分で火をおこしている感も満載でたのしいというものあります。写真は竹を切って節のところにキリで穴を開けた自作のものです。特別な構造はありません。とてもシンプルですがパワーは絶大です。100均で金属製のものも販売されています。焚き火に行くなら火吹き棒一本。おすすめです。

 

火ばさみ


焚き火の火が落ち着いてきた後に使います。当たり前ですが軍手で手を入れるなどは危険ですからやめましょう。専用のものもありますが初心者はまず100均で売っているもので十分です。というか100均の火ばさみは優れものです。焚き火をしながら燃える薪を動かしたり新しい薪をくべてみたり。このいじる動作がたまりません。会話もしやすくなります。火ばさみは焚き火のたのしさとコミュニケーションを広げてくれる道具です。

【慣れてきたらこんなギア】

火ばさみにもさまざまなものがあります。先端に工夫がされていて大きな薪も掴みやすくなっているもの。また持ち手が革でくるんであって、使い込むほど味が出てくるもの。愛着の逸品があると焚き火の懐に入っていく感じになります。このあたりはこだわりの世界ですね。

 


焚き火の肝心かなめ「主役」です。火をおこしたものを維持するには薪が必須になります。最初のうちは自分では用意できないのでキャンプ場で購入してください。一晩使える程度のものを束にして管理棟で販売しています。

薪にはスギやヒノキといった針葉樹と、ナラ、クヌギ、ブナといった広葉樹があります。針葉樹は密度が低く燃えやすいので最初の火をおこすのに利用します。広葉樹は密度が高く燃えにくいかわりに火持ちがいいので火が安定してきたら投入します。

木枝ももちろん薪になります。少し慣れてきたら周辺で拾ってくるなどすると焚き火の幅が広がります。このとき良く乾いたものを探すのがコツです。湿ったものは燃えにくい上に煙が出て焚き火には適しません。

⇒こちらも読まれています「はじめての火おこし術」


あると便利なものが焚きつけの入れ物。せっかくたくさん拾ったのはいいけど手に持つ量だけだと限られてしまいます。袋を持参するなど用意しておきましょう。


8つ道具には紹介しませんでしたが、必ずバケツを用意しておきましょう。風が強い日は火が急に大きくなったり、火の粉が飛んでいったり。自然の中では予測できないことが起こります。安全性が欠けたときにはすかさず火が消せるような準備が必要です。最後のあと始末で水をかけて消火するときにも重宝します。焚き火はあと始末まできちんとやって完結です。やりっ放しで帰るようなことは絶対しないようにしましょう。

 

まとめ

以上がはじめて焚き火に必要な8つ道具プラスアルファです。さあ焚き火をやるぞ!と意気込んであれやこれや道具を買い集めるのは良くありません。実際にやってみるとこうした方がいい、ああしたらうまくいくなどわかるようになります。体験しながら自分オリジナルな形をつくるのもたのしみの一つですね。

ここでははじめて焚き火をするのに最低限必要な道具を厳選しました。お金が掛かるのは焚き火台と薪くらいです。それ以外は日常で使っているものですべて代用できます。焚き火はお金を掛けてやるものではありません。あくまで自然をたのしむ気持ちが大切です。焚き火を囲んだコミュニケーション。体験してみませんか?

⇒こちらもチェック「はじめて焚き火をたのしむ10のコツ」

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