進化する焚き火ロケットストーブ

2015.09.18 (金)

最近、日本各地で災害が起こっています。洪水、噴火、地震・・・年中、防災を意識しなくてはならない程ほど自然が暴れまくっています。今もTVでは連日、茨城での河川氾濫のニュースでもちきりです。水浸しの街とそのあちこちに引っかかっている流されたゴミ。それに避難所の様子を見て久々に思い出したのがこのロケットストーブです。

上の動画を少しだけ見て「なんだよ、ただのブリキ缶の焚き火じゃねぇーの」などと思うなかれ。このロケットストーブのすごいところ。

1.熱力学による構造により高効率で燃料を燃やすことが出来る。通常の薪ストーブの約3倍の燃焼効率がある=逆に言えば、1/3の燃料で済む。また、それに伴い火力(熱エネルギー)を集中して使える。少ない薪でも調理は早く暖房は効率よく行えるということですね。

2.完全燃焼するので、煤やタール、一酸化炭素が殆ど発生しない。煙があまり出ないので煙くない。

3.簡単に自作できる。専門的な工具や材料がなくても日曜大工程度で作ることが可能。実際、自作している方の多くはブリキ缶やトマトの空き缶などで作っています。

じゃあ何でそんなに高温で効率良く燃えるのかというと、難しい理屈があるようですがひと口で言ってしまうと「外気との温度差が高く煙突が長いほど吸気効率が高くなる」というのがロケットストーブの理屈。この原理により空気が吸い込まれて激しく燃える様子が名前の由来のようです。

構造的には、2重にした缶の間に断熱材(園芸用のパーライト等でOKとのこと)を詰め込み、横から穴を開けて薪を燃やせるようにするだけのシンプルな構造。本格的に製作するならそれなりに計算した高さ、直径等で作った方がより効率が良いようですがアバウトに作っても大丈夫なようです。

最低限、ストーブ内部に設置する燃焼筒の高さを、薪を燃やす焚口の断面積の2~3倍程度の高さにしてやれば問題ないとのこと。暇な週末の午後にでも、遊び半分でアバウトに作れてしまうのがステキですね。原理については、とても詳しく解説されているサイトがありましたので、興味ある方はこちらをご覧ください。

ロケットストーブの原理

これキャンプに持っていくのにも車ならそれほど邪魔にならないで運べますね。上手く作れば組立て式でより携行性が高いデザインで作れそうです。

このロケットストーブ、普段のアウトドアだけでなく最も威力を発揮するのは災害時でしょう。阪神大震災に行った際に多く見かけたのは、倒壊した家屋の木材を燃やして暖を取ったり炊き出しをしている光景。非常時で燃料も少なく、またいつ手に入るかわからない状況でその辺の木材を燃やしてより多くの熱を得られるのはとても素晴らしいことだと思います。実際に東日本大震災でも、ロケットストーブを救援物資として送っている企業もありました。

最後にとてもわかりやすいマンガでロケットストーブの作り方を解説してくれているホームページがありましたのでご紹介します。

一斗缶のロケットストーブの作り方

自作して楽しく使ってみてとても便利なこのロケットストーブ。今後ちょっとしたブームになりそうな予感です。

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