焚き火台は丸型でベストコミュニケーション
各メーカーがさまざまな焚き火台を発売している。最近はあまりに種類が多くて少々過剰という感もある。いったいどれが自分にとって一番良いのか?わからなくなるだろう。初心者、少し慣れてからなどのレベル感、使用用途、携帯性、価格帯などの視点から選んだ方がいい。本記事ではコミュニケーションという視点からのイチオシを紹介したい。
コミュニケーションに重きを置くのなら、絶対マル型をおすすめする。丸い焚き火台の周りには自然に丸い形ができる。きれいな丸をつくることがポイント。隣との距離感も近い方がいい。四角い台だとうまく円形になりにくい。
中華料理のテーブルをイメージしてほしい。食卓についたみんなの顔が見渡せるだろう。角ばった食卓より話しやすい気持ちになったことはないだろうか?鍋にも同じ効果がある。鍋を囲むことで自然な笑顔と会話が生まれる。
会議やミーティングの場での丸には車座スタイルがある。会議というとコの字型やロの字型が一般的。この形にすると上座下座ができてフラットではなくなる。前に机があることで精神的なカベもつくってしまう。車座とは輪になって座ることだ。輪ができることに意味がある。車座を経験するとわかるが参加者全員の表情が見渡せる。参加者全員のというところが重要になる。
円陣を組むというのも丸だ。チームの選手がお互いに肩を組み合わせる。円陣は、試合の途中で戦術の確認や伝達などをしながら士気を高める目的で組まれることが多い。気持ちを一つにする効果がある。
これまで使ってきた焚き火台の中で最も焚き火のマルを演出してくれるのはコールマン製の焚き火台(2018.2現在)。焚き火を囲んだ人がみんなでつつけて自然な会話が生み出される。価格も手頃で入れやすい専用バッグも付属している。直火ができない場所での焚き火台の存在は大きい。今後はさらにコミュニケーションが円滑になるオリジナル焚き火台を考案企画してみたいと考えている。
円は縁だったりもする。焚き火は人と人とを自然な形でつなげてくれる。まさに縁を紡ぐわけだ。そんな貴重なマルをつくり出すのは円形の焚き火。その真ん中には丸い焚き火台。焚き火コミュニケーションをするなら丸い焚き火台。これでキマリだ。
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