ひとりで行くソロ焚き火台選びで知っておきたい8つのポイント

2020.10.25 (日)

「焚き火のできる場所はどこにあるの?」これから始めたい人から多数受ける質問です。答えはキャンプ場です。一見どこでもできそうですが、条例、土地の所有者、近隣との問題などの理由で焚き火ができるところはそうそうありません。なので大手を振って焚き火ができるのはキャンプ場ということになります。

焚き火ができるキャンプ場ですが、ほとんどの場所では地面で直接焚き火をする「直火」も禁止になっていいます。そんなわけで、焚き火をしようと思ったら焚き火台が必須になります。ユーチューブをみたら有名人が焚き火台を使って焚き火をしています。「自分もあんな風にやってみたいなあ」そう思っている人もいるでしょう。でもいざ現地に行くとなかなか思うようにはいかないものです。

最近は各メーカーからガレージブランドまで多数多様が発売されています。「初めて焚き火をするのにどんな焚き火台がいいの?」「ひとりで焚き火ができるようになりたい」「焚き火台っていろいろあるけど、どういうところに注意して選んだらいいの?」という人のために、ひとりで行くソロ焚き火台を選ぶときのチェックポイントを紹介します。購入の際の参考にしてみてください。

携帯性がいい

ひとりで行くソロ焚き火は軽装備が基本です。もし車がないならなおさらですよね。バックパックやリュックに入るサイズだとベストです。その際のチェックポイントは大きさと厚さと重さ。大きさはバックに入る程度、厚さは3センチ以内、重さは1キロ以内というのが理想です。自家用車を利用するのならこのサイズを少しオーバーしても大丈夫ですが、野外に行くとなるといろいろと持っていくものが増えるので、コンパクトであるに越したことはりません。2人以上の焚き火になるのならその分大きさを考慮する必要があります。

こちらはUCO(ユーコ)のフラットパックポータブルグリルです。ソロ焚き火なら少しでも小さい方がいいかと入手しましたが、横幅が23センチでちょっと薪を入れるのにきびしい感じでした。コンパクトですが利用範囲は限られます。

こちらはいずれも横幅33センチ。機種詳細は下記します。そこそこの薪でも入るし、やっぱりこのくらいないと用途が絞られてしまいます。調理するのにもこのサイズがあった方がいいです。

こちらは横幅43センチ。これなら普通に大きな薪が入ります。いろいろと利用範囲は広がります。ただ大きくなってしまって手持ちでいくにはきびしくなります。

組み立てしやすい

意外に盲点になりがちなポイントです。見た目のカッコよさで買ったのはいいけど、構造が複雑で現地に着いて説明書を見ながら、あーでもないこーでもないと悪戦苦闘。焚き火をしに来たのに台のセッティングだけで時間を要してしまうようでは本末転倒です。さらにしばらく使わずにしまっていて、次回使うときはどうだったかまたまた説明書をイチから見ないといけないのもいただけません。直感的にサッと組み立てできるものを選びましょう。

燃焼性が高い

初心者が焚き火に行って一番苦労するのが火おこしです。いろいろと準備ができたけどなかなか火が着かない、広がらないという光景を目にします。火がおこしやすいか否かは重要です。火が燃えるためには「燃料」「熱」「酸素」の3要素が必要になります。この3つがバランスよく調和すると火おこしが上手にできます。焚き火台に置き替えると、薪がどのくらいのサイズまで載せられるのか、熱はたまりやすくなっているか、空気は入りやすくできているかの3点になります。

といっても見ただけはわかりづらいものです。直火だと自然相手なので難易度は上がりますが、焚き火台は燃焼しやすいように工夫がされています。とはいえ実際に火をおこしてみないとわからないし、焚き火台ごとにちょっとしたコツがあったりします。

炎がきれい

焚き火は単に燃えればいいというものではありません。炎の美しさに心惹かれます。ひとり焚き火で頭の中をからっぽにする。揺れる炎を見つめながら自分自身をしばし振り返ってみる。そんな至福のひとときを過ごすことができます。炎の美しさは直火に勝るものはありませんが、それなりにきれいに立ち上がるという点は見逃せないチェックポイントです。

調理ができる

焚き火をして見つめていたいだけというのであれば選択範囲は広がります。でも「せっかく現地に行くからちょっと自分だけのごはんをつくってみたい」という気持ちになりますよね?ひとりで行くソロ焚き火には大げさな調理道具は必要ありません。ちょっとしたひとりごはんができるようなものの方がたのしさが広がるし後々重宝します。

かたづけがしやすい

やることばかりに目が行きがちですが、焚き火が終わったらかたづけしないといけないわけです。忘れがちなものに専用の袋があります。汚れた焚き火台をそのまま持って帰るわけにはいきません。どんな袋が付いているのか、大きさは入れやすいサイズになっているか。ちゃんとチェックしておきましょう。

耐久性がある

「何度か使ったら足がちゃんとはまらなくなった」「鉄板が曲がってしまった」「とても軽いけど壊れてしまった」こんなことになったら困りますよね。ある程度耐久性があるものを選びたいものです。丈夫で長持ち、お気に入りで何年も使っていると言えるものに出会えたら最高です。

コスパがいい

焚き火台の中には2万円前後や3万円近くするものもあります。そんな価格帯に手を出して使い勝手が悪かったら泣くに泣けませんよね。はじめての焚き火です。まずはそこそこの価格で抑えておきましょう。目安は5000円前後まで、最高でも1万円以内というところでしょうか?ひとり焚き火ってこんな感じになるんだとうことがわかってから次のものを購入した方がしっくりきます。また何度も行っているとこだわりの道具が欲しくなるのも人の常です。価格が高いものは自分スタイルの焚き火が確立してからでも遅くありません。

地面へのインパクトが少ない

おまけになりますが自然を大切にという点で知っておきたいポイントです。焚き火をすると熾(おき)や灰ができていきます。熾(おき)とは赤く炭のようになったものです。燃えた灰が地面に落ちてしまいやすい台を使うときは、あらかじめ耐火シートなどを敷いておいた方が無難です。

はじめてソロ焚き火台3選

はじめて焚き火ということで価格は最大でも1万円前後というところまででのチョイスです。ずっと使えてたのしさが広がるものということで、「調理ができる」という点を必須ポイントに入れています。全て僕自身が保有している焚き火台たちです。実際に使ってみてこれはいいと思うもののみを厳選しました。(あくまで個人としての目線ですのでご了承をお願いします)

ベルモント「TABI」

芸人のヒロシさんで有名になったピコグリル的なスタイルですが、それより少し幅が広くなっています。まずは圧倒的な携帯性。専用の袋に入れたら厚さはわずか3センチ、重さも*グラムととても軽い。書類ファイルと間違うくらいの感じです。地面からの距離が近いのでより直火感覚が味わえます。

燃焼性も良く、また火の立ち方がきれいです。軽いものなら対応できる網も付属しているので、ひとりごはんならOKです。スタイリッシュないで立ちもいいですね。とても軽い反面、気になる耐久性ですが、しばらく使ってみないとわからないので未知数です。

キャプテンスタッグ「バーベキューコンログリル焚火台V型」

何かさておき組み立てのしやすさが抜群です。足をクロスさせたらセッティング完了、組み立て10秒です。専用のゴトクが付いています。ゴトクがあるとケトルや鍋を置くことができ、料理の幅が広がります。ほとんどの場合こうしたゴトクはオプションになっているので込みになっているのはお得です。百均の網を流用してみたこともありますが、熱で曲がってしまいすぐに使い物にならなくなりました。付属品ですがとても重宝しています。

少し前までキャプテンスタッグというメーカーにはそんなに良い印象をもっていませんでした。でもこの台を使ったことをきっかけにして、リーズナブルで性能の良い商品を揃えていることを実感しそれ以来ファンになっています。

ベルモント「TOKOBI」

上記より少しサイズが大きめのものになります。組み立ては足場の上にメッシュになった火床シートをセットすれば完了です。通気性があり燃焼力が上がります。少し大きめの薪をそのまま入れてやりたい。ふたり焚き火でも使いたい。そんなときに選択肢に入れてみてはどうでしょう。

人数や用途で選ぶ

ソロ焚き火ということで解説しましたが、人数が複数になったり、火をおこすだけに特化するなど用途によって焚き火台のバリエーションは増えていきます。

こちらはユニフレームのファイヤーグリル。発売が1998年といいますから、まだ世の中にそんなに焚き火台がなかった頃からの草分け的存在ですね。ファミリーキャンプをしていた頃から使っているので20年になると思います。この間まったく支障なく現役として活躍してくれています。

こちらはコールマンのファイヤーディスク。中華鍋をひっくり返したような形状です。7年くらい使っています。折り畳みの足を出せばすぐ使えます。多人数でも焚き火を囲むことができます。火が落ち着くまでは真ん中に火床が寄ってしまって、空気が通りづらいのが難点ですが、よくできた台と思います。何より丸型なのがコミュニケーションを活性化します。

どちらもこんな感じで収納します。比較的かんたんですね。

こんなのもあります。ネイチャーストーブと呼ばれるものです。木枝があればすぐに火おこしができ、お茶を沸かすくらいならOKです。たたむと単行本サイズになります。

いろいろとありますが、どんな焚き火がしたいのかを決めて、シーンに合った焚き火台を選んでみてください。たのしい焚き火ライフを応援しています。

 
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