焚き火を見つめながらボーっとする時間をつくる
「とにかく忙しい毎日を送っている」「次の案件が待っていてゆっくり考えている暇なんてない」「なかなか自分の時間がとれない」仕事に追われ、時間に追われる毎日。そんな中、ボーっとする時間ってありますか?そんな暇なんてない。きっと多くの人がそうなのではないでしょうか。
時間に追われる日々を繰り返しているとだんだんと自分が見えなくなってきます。何のために仕事をしているのか、どこへ向かって進んでいるのか、自分にとってのシアワセって何なのかわからなくなってきます。
そんな状態を続けてはいけません。必ずどこかで息切れするときが来ます。ストレスもたまる一方。気づいたらメンタルがおかしくなっていたでは遅い。まずは立ち止まってみましょう。慌てて走っても大差はありません。人生は長い。一瞬歩みを止めたらといって何も支障を起こすことなんてありません。
そんなときは自然の中に身を置いてみましょう。焚き火をボーっと見つめてみましょう。ただゆらめく炎を眺めてみる。薪が爆ぜる音にそっと耳を傾けてみる。風がそよぐ音、小鳥のさえずりを感じてみる。だんだん気持ちが落ち着いてきます。周囲にとらわれることのない自然体の自分に戻ってきます。
自然体の自分になれると頭の中でモヤモヤしていたことがクリアに晴れてきます。昨日まで気になっていたことが整理できます。他愛もないことにこだわっていた自分に気づくことができます。物事は基本シンプルです。シンプルに考えると自ずと答えは見えてきます。
日々追われているときにこそやってほしいのが自分との対話です。焚き火には自分とのコミュニケーションをさせてくれる力があります。自然には人を包むこむ器があります。その力を借りない手はありません。
焚き火を見るなんて非日常だし・・・そんなふうに思うのなら一日の中のたった5分をボーっとする時間に充ててみましょう。その5分はただひたすらボーっとするだけ。頭を空っぽにする。何も考えない時間にこそ価値があります。
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