そうだ、焚き火をしよう|忘れかけていた大切なものを取り戻す焚き火コミュニケーション|読者レビューからわかること
素の自分に戻ること、自然体であること。現代人にとても必要なことです。焚き火にしかできない「場づくり」の魅力を伝えたくて書きました。おかげさまでたくさんの方に読んでいただきました。読んでいただいた方の視点から新たな気づきが生まれました。焚き火コミュニケーションの本質が客観視できました。その一部をご紹介します。
リモート化していく現代において希薄となるコミュニケーション。その溝を埋めるために「焚き火」が役に立つ!思えば学生時代はキャンプが趣味だった。焚き火を囲み、パチパチと木が弾ける音がBGM。当たり障りない話がいつの間にか深い話へと移行していた。心の距離を縮める機会として役立つことを本書から思い出すことができた。
焚き火を囲むと肩肘張らず自然な会話が生まれます。まさに「心の距離」を縮めてくれます。コミュニケーションの本質は心と心が通い合うことにあります。
いつも忙しい人は、この本を読むとたまには心を空っぽにして焚き火を眺めていたい、と思うのではないでしょうか。ちょっと自分を見つめ直してみよう、ときっかけを与えてもらえるかもしれません。
あれもやらないと、これもやらないと・・・時間に追われるあわただしい毎日。いつの間にか自分を見失ってしまいます。たまには「心を空っぽにする」環境を自らつくる。とても大切なことです。
「焚き火コミュニケーション」に何度か参加しましたが、みんなリラックスした状態で本音の話ができ、有意義な時間を過ごせました。揺れる火を眺めていると無言の時間もできますが、嫌な沈黙ではなく自分自身と向き合える心地いい時間だと感じました。
会話をしていると無言や沈黙の時間ができてしまうことがあります。何かしゃべらないと!場がしらけてしまう!そんな気持ちになって無理やり話そうとした経験ってありますよね?実は沈黙のままがいいのです。沈黙は内省を促します。焚き火の場は沈黙を許してくれます。
そんなに焚き火に興味はない人でも、誰しも抱えているであろう、ストレスやコミュニケーションの問題などの解決の糸口があるので「焚き火」ってすごいなと読むうちにどんどん興味を持っていくことでしょう。
焚き火が好きというのはとても良いこと。でも好きじゃないといけないということではありません。大切なことは心地よいコミュニケーションの場を感じてもらうこと。きっと焚き火が大好きになるはずです。
焚き火を通して本音を話せる場、焚き火の火を見ていると、自然と本音が言いたくなる場、事例を交えて著者の体験談を語っています。どこか自分の経験と重なる部分もあり、文章がスッーと入っていきます。
「本当はこう感じているんだけどなあ・・・」「言ってしまうと問題が起こるよね・・・」日常生活の中、いろいろなしがらみで本心が言えずに違和感を感じることがありますね。積み重なるとストレスになっていきます。シンプルに本音が話せるのが一番です。
仕事でも使っているパソコンや携帯から離れて、ただ火を眺めて自然を感じるだけでも本来の自分を見つめ直せる。やはり、どんなに世の中が便利になっていったとしても人間が本能的に求めるものはずっと変わらないのだと気付かされました。
パソコンへばかり向かっていると猫背になります。休憩時間をつくって背伸びをしましょう。空き時間ができたらいつもスマホをいじっていませんか?たまにはスマホから離れて空を眺めてみましょう。上を向いて歩いてみましょう。見える景色が変わります。
焚き火は「集中とリラックスが同時に出来る」という記述になるほどなと思いました。普段はキャンプでもしないと焚き火はやらないですが、もっと活用できそうな気がしました。
キャンプと焚き火はセット、そんなふうに思っていたかもしれません。実は別物なんです。アウトドア活動ではなく焚き火そのものをたのしむ。焚き火が身近にするには気軽な気持ちが第一歩かもしれません。
「一つのことをやろうとしても気が散ってしまう。もっと集中できるようになりたい」そんなふうに感じるときってありますよね。集中力をつくるには一方でリラックスした状態が必要です。焚き火は二つを一度につくってくれます。物事が進まないときは焚き火と向き合ってみましょう。
コロナ禍の状況でテレワークでの仕事となり、家に閉じこもっている毎日を過ごしています。人間としてこころをリセットするために、デジタル家電から離れ、自然の中で焚き火で心を癒す事が大切だと気づかされました。
家の中に閉じこもっていると知らず知らずストレスが蓄積していきます。そんなときは機械から離れてください。外の空気にふれてください。お日さまを浴びてください。人間としての当たり前を忘れないようにしましょう。
子供達が小さい頃、家族でよくキャンプに行き、必ず夕食後に焚き火をしていました。焚き火を囲んで飲み物を飲んだり、お菓子を食べたり、花火をしたりと子供も親も何とも言えないたのしいひとときを過ごしました。そのおかげもあったせいか家族はずっと仲がいいです。子供達は大きくなり、今は夫婦ふたりでたまにキャンプに行き、静かに焚き火を見ながらいろいな話をしてたのしんでいます。
子供たちとの場、夫婦の場。コミュニケーションにはいろいろな場があります。その真ん中に焚き火がある。それだけであたたかい和やかな雰囲気ができます。囲んだ人の心にもたのしい場の記憶が刻み込まれます。
非日常へ誘導して癒しを得るという内容だけではありません。炎を囲むことで子どもが元気を取り戻したエピソードや会社組織のコミュニケーションなどに話が進みます。現実逃避やヒーリングだけの提案ではなく、課題解決の視点で書かれている点が非常に面白く感じました。
焚き火は癒し効果がある。よく耳にするでしょう。たしかにその通りです。でも大切なことはその先にあるものです。その人が抱えている悩みや困りごと。場づくりをすることで自然なながれで解決することができます。
子供のころ父に何度かキャンプに行こうと誘われましたが、家族みんなが反対して実現しませんでした。父は既に他界していますが、あの時行って一緒に焚火を囲んでいたらまた違う親子関係が築けたのかな・・・なんて思い出しながら読んでいました。身近な人とのコミュニケーションについて考えさせられるお薦めの本です。
コミュニケーションを改善しよう・・・なんて言うと大上段に振りかぶった話になりがちですよね。そうではありません。いつも自分の近くにいる人こそ大切な人です。「身近な人とのコミュニケーション」。忘れないでいたいものです。
一昔前は秋冬になるとそこら中でやっていた焚火の匂いと、その焚火の火をじっと見つめていた自分の子供のころを思い出しました。今は都会に住んでいて焚火なんてできるところなどほとんどなく、見かけもしませんが、この本を読んで改めて焚火をして仲間達とその焚火を囲いながら語り合いたいと思いました。
かつて、誰でもどこでもやっていた焚き火について、都市部に住む現代の多くの人々が、なんとなく郷愁を感じ、心のどこかにひっかかていた思いを言葉にするとこうなんだと腑に落ちた。
ある日突然蘇ってくる子供の頃の情景。なんだか心がほっとするような場面。自分の中にある純粋な気持ちを大切にしてください。
人間の本質、自分らしさというものを見つけるのに、焚き火がいかに適しているかがわかります。そして何よりそこにコミュニケーションを融合させたのが面白い。焚き火によって五感を呼び覚まし、自然体の素直な自分を出すことでより深く相手とコミュニケーションを取ることが可能になるという事を、事例を交えてわかりやすく教えてもらえる良本。
人間がもともと持っている五感。五感を呼び覚ますことで感性が立ってきます。今まで気づいていなかったものが見え価値を感じるようになります。モノと情報があふれる現代。便利過ぎることで不自由になっているのではないでしょうか?
焚火が趣味でよくソロで焚火をします。何に惹かれてやるのか今まで分かっていませんでしたが、この本を読んで理由が分かりました。
焚き火ってなんとなくいいって感じていた理由が本を通して深く理解出来ました。コミュニケーションってなに?という本質的なコトをわかりやすくシンプルに書かれていいます。焚き火しながら語りかけるような感覚になるので心を楽にしてコミュニケーションってなにかを考えたい人におすすめです。
焚き火の魅力って何ですか?よく質問を受けます。答え探しなんて要りません。理屈なんてつけなくてもいいです。人それぞれ、その人が感じることがすべてです。焚き火を相棒に。そうだ焚き火をしよう。
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