バーチャル焚き火コミュニケーション研修開催レポート

2017.02.20 (月)

先日とある商工会議所様からのご依頼でバーチャル焚き火カタリバ講座を開催した。本来、焚き火はアウトドアでやるもの。焚き火を囲んで話すとどれだけ打ち解けて話せるか、それは実体験するだけでわかる。

とはいえ通常の講座や研修でいきなり野外というのもハードルが高い。そんなときにお試し的に焚き火の力を体験いただけるような場。それがバーチャル焚き火カタリバ講座だ。

会議室で火をおこせるはずがない。そこで焚き火の火の揺らめく感覚が味わってもらえるようなランプを用意する。小学校の頃理科の実験で使ったアルコールランプを小さく小さくした感じだ。これを光がきれいに反射する特殊なコップ状のガラスに入れる。するとこんなイメージになる。

講座の前半は職場とメンタルの関係、上司と部下が仲良くなるコミュニケーション術についてレクチャー。後半がメインのバーチャル焚き火カタリバになる。参加者3~4人で1チームになってもらう。その中心にランプを置く。

焚き火カタリバの目的は「お互いの人生の背景」を共有することにある。人生の背景の共有は短時間でできるものではない。

通常野外での焚き火研修の場合は、昼間のテント設営、薪集め、食事の支度、食事といったながれの後、夜の焚き火を囲んだカタリバで時間をたっぷりかけてやって行うもの。

バーチャル焚き火講座では、人生の背景を共有するとはどんなことなのか?こうした場でフラットに話すことにどれだけ価値があるのかを体感してもらうことが先決になる。

「火を見つめながら話すことで、リラックスでき、職場では経験できない素直な自分になれた」「今まで知らなかったお互いの価値観がわかり、自分自身の気づきにつながった」「いつもの会議室とは違う雰囲気で非日常空間の魅力がわかった」

「職場でホンネが話せることの大切さを実感した」「自分の職場でもこうした場をつくってみたいと思った」「最初は少し緊張したけど、時間とともに自然に話せているのが不思議だった・・・」

参加者のみなさんの声だ。職場でホンネの会話をするのはなかなか難しい。「ここでは何を言ってもいいよ」「否定なんてしないよ」「みんな受け容れるから」「だから安心して話してね」職場が元気になる場づくり、そのきっかけになることを期待している。

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