焚き火コミュニケーション場づくり出張講座を開催|PICAピカ様

2018.06.25 (月)

大手キャンプ事業のPICA様向けに焚き火コミュニケーション初級講座を開催した。現場責任者候補の中間リーダー層への研修の一環として行われた。

場所はPICA秩父。森の中にたくさんのコテージが点在する。緑の多い木々に包まれた環境、充実して設備。秩父駅からもアクセスが良く、初めてアウトドアをする人にとっては格好のフィールドだ。

超初心者のお客さまへ焚き火の楽しみ方や安全管理等スペシャリストとしてレクチャーできるようにするというのが先方からいただいたテーマ。これに加え、お客さまに「大人のカッコイイ焚き火」ができるようになってもらうこと。スタッフのみなさんにはお客さまによろこんでいただけるアウトドアの場づくりができるようになることをゴールにした。

参加者は各地のフィールドからキャンプ現場に従事する人からグッズ販売担当者まで多岐にわたった。常日頃焚き火に関わる人からやったことがない人まで含まれる。「今日初めて焚き火をする」という人も数名いた。

当日はあいにくの雨模様。まず座学を行った。座学では、大人のカッコイイ焚き火の3条件、お客さまに名前を憶えてもらえる場づくりの方法、お客さまとの焚き火トークネタ、大人のカッコイイ焚き火を実践する5ステップについてレクチャーした。

弊協会でいう大人のカッコイイ焚き火とは、①すべて自然の材料で焚き火を行う②焚き火でコミュニケーションの場づくりをする③安全管理ができるというものだ。

その後、外に出て実習。大人のカッコイイ焚き火の実演を行った。大人のカッコイイ焚き火はガンガン大きな火をあげるものではない。森にある材料を使って小さな焚き火を一緒に育てていく。自然なコミュニケーションの場をつくるというものだ。

最後は参加者全員に集まってもらっての車座タイム。講座を通じての気づきと学びを共有しした。以下コメントの抜粋になる。

・火を見て癒された
・焚き火の前だと何か話さなければいけないというのがなくなる
・会話の間が苦にならない
・自然に距離が近づき、話しやすい雰囲気になった

・目線を合わせなくていい
・心が落ち着く
・構えなくていい
・焚き火はあったまるだけではない

・焚き火に対する考え方が変わった
・今まで新聞をたくさん使うお客様がいたが少な目でできることがわかってよかった
・自分のキャンプ場は夏は焚き火をしていないが、夏も焚き火をテーマにやりたい
・イベントでレクチャーしながらやりたいと感じた

・マッチを使ってみて着火剤の便利さを再確認した
・小さい焚き火は結構むずかしい
・枝によって乾燥具合が違うことに気付いた
・小さい火のコントロールがむずかしい

・焚き火が好きなので焚き火奉行になるのを抑えた
・消えかけたらまた着けたくなるお客さんの気持ちがわかった
・マッチ着火もむずかしい

・安全管理が重要
・準備8割は焚き火に限らずすべてに応用できそう
・小さい焚き火で何かやりたいことが思いついた
・初めて火を見る子が多い。手を突っ込んだりして火傷をする子が多い。
・「大人のかっこいい焚き火」には気づきがあった

スタッフのみなさんに焚き火コミュニケーションの魅力を感じていただけた。キャンプ現場の方にコミュニケーションの場づくりとしての焚き火を知ってもらえたら裾野が広がる。引き続きこうした活動を継続していきたい。

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