ひとりで焚き火ができるようになるソロ焚き火講座レポート
「アウトドア初心者だけど焚き火が自分でできるようになりたい」「ソロキャンプにデビューしたいけどまず焚き火をマスターしたい」といった声にお応えできるよう、ソロ焚き火入門講座を開催しました。
まずは座学。焚き火に関する知識をひと通り習得します。火は人が生きていくための基本になっていることから始まります。焚き火ができる場所、焚き火づくりのステップ、火熾しのコツ、ソロ焚き火の道具、ソロ焚き火の6ステップについてレクチャー。
後半は実践。まず焚き付けと薪を集めるところからスタートします。薪は自然のものを使います。少し歩いて近くの林へ。そこには自然の燃料が満載になっています。着火剤にするスギッパ、焚き付けにする木枝たち。木枝は燃えやすいように太さが異なるものを拾っていきます。
当日は前日雨の影響で焚き付けも湿りがち。拾えるものが少なかったにもかかわらず、時間を忘れてみんなずっと続けていました。単に拾っていくだけの作業なのですが実際やると没頭します。参加者からも「焚き付け拾いがたのしかった」という声が寄せられました。
みんなで集めた木枝を焚き火に投入しやすいように太さごとで仕分けしていきます。次に火が着きやすいようにスギッパと焚き付けを組んでいきます。実際のキャンプ場を想定しているので焚き火台を使います。
いよいよ着火。焚き火ファンではマッチを使います。日頃あまり使わないマッチ。擦るときにもちょっとコツがあります。ここから火を立ち上げていくまでが一番の難所。一発でうまくいく人、そうじゃない人いろいろです。ここでうまくいかない経験をしておいた方が次回以降につながります。
火が起きたらあとはひたすら育てていきます。燃やすのではなく育てるのがコツ。木枝は細いものから太いものへと移していきます。火の面倒をみるのもたのしみの一つ。今回はその一端を感じてもらいます。
最後に忘れてはならないのがあと始末。燃えかすが残らないように帰る2時間前には薪の投入はやめる、燃えかすが残ったときは指定された場所へ廃棄する、来たときよりも美しくがオトナのソロ焚き火です。
いろいろと書きましたが、ソロ焚き火で得られる最大のものは「極上のひとり時間」。今の世の中、毎日に追われ、人付き合いに気をつかい、気が休まることはありません。たまにはひとりになって心を整えてみるのもいいのでは?
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