焚き火でコミュニケーションの場をつくる8つの視点

2019.05.16 (木)

「焚き火を囲むとリラックスした気持ちになった」「その場にいる人と打ち解けて話ができた」こんな経験をしたことがありませんか?焚き火はコミュニケーションを円滑にしてくれます。不思議な力を持っています。人間のDNAに刻み込まれたものかもしれません。この記事では焚き火がコミュニケーションを広げる視点についてまとめました。

心を開放する

焚き火の火を見つめていると落ち着いた気持ちになります。火を見つめているとだんだんと心が開放されてくるのがわかります。常日頃の忙しい毎日から離れ、非日常空間で心を解き放つことができるひとときです。コミュニケーションは先入観なくフラットな気持ちになることがスタートになります。

「今、ここ」に集中できる

心が落ち着くので集中力も高まります。焚き火を見ていると自分を見つめ直すことができます。相手とのコミュニケーションをするにはまず自分のことを知ることが必要です。自分の言いたいことだけを話していてもキャッチボールは成立しませんよね。

今ここに集中する。口で言うのは簡単です。でも現代の生活ではなかなかできないことだったりします。毎日を思い出してみてください。家ではテレビをみながら食事をする。家族と話しながらも仕事のことを考えている自分がいる。暇さえあればスマホを見ている。常に何かをしながら毎日を送っているのではないでしょうか?

焚き火はみんながただ一点の火を見つめます。だからその場にいる人の話に集中できるわけです。時には「今ここ」を大事にする。相手をありのままで受け止める。そんな気持ちになりたいものです。

輪(和)をつくる

焚き火を囲むと自然な円ができます。車座と言います。車座になると自然にみんなのが見渡せるようになります。チェアでなく地面に直接座ると相手との目線の高さが同じになります。地球と一体になっている感覚も味わえます。

「車座になって座し、話をすることでこころの内を共有することはネイティブの伝統である」人間と全ての自然に敬意を払うと言われるネイティブアメリカンの生活でも車座の光景が見られます。他人の言葉にきちんと耳を傾ける考え方を大切にしています。

距離が縮まる

人類が火を扱い始めた遥か昔から、火のまわりには人が集まっていたと言われます。囲炉裏や暖炉、キャンプファイヤーもそうですね。明るさやあたたかさも人を集める要因になります。できるだけ小さな火をつくることを意識してみましょう。火が小さいということはまわりに集まる人の距離も縮まるということにつながります。

距離が縮まると相手との親密度が増します。交わされるコミュニケーションも促進されます。焚き火はからだだけでなく心もあたためてくれる存在なのです。

間がもつ、無理に話さなくていい

普段の生活でシーンとしてしまった場面を想像してみてください。会話が途切れたことがきになります。雰囲気がぎくしゃくしたように思ってしまいます。何とか場をつなごうと話題をふろうとしたり。無理があるので疲れてしまいます。

焚き火の場ではみんなが同じ火を見つめます。そこで聞こえるのは薪の爆ぜる音。周囲の自然の音。静まり返ったひとときです。相手の顔を見なくても済みます。余計なことを考えなくてよくなります。静寂が普通に感じられます。

熾火になった焚き火をそこにいる人が何も話すことなくじーっと見つめている場を目にすることがあります。黙っているけどお互いのことを尊重し合っている瞬間。これこそ最高のコミュニケーションと言えるのではないでしょうか。

懐かしい気持ちになれる

「煙のにおいでおばあちゃんの家を思い出した」「裏庭で燃やしていた頃を思い出した」「お風呂を薪で焚くのを手伝った光景が蘇ってきた」焚き火baseKokkoを訪れる人からよく聞く話です。嗅覚が記憶のどこかに残っているのかもしれません。懐かしさが人の心をやさしくします。

素直になれる

薪拾いをしながら子供の頃に返って無邪気になる。薪をくべると我を忘れて作業をしている。焚き火をすると余計なものをはずして自然体になれます。自分の素直な言葉を出せます。「ありのままの自分をさらけ出せば、自分も周囲もやさしくなれる」心理学者も言っています。

「そんなふうに思ってたんだ・・・」相手の今まで知らなかった一面を知ることができたり。家族や友だちなど普段なかなか素直にしゃべれない相手、話したくても話せないままになっている人。そんな相手と焚き火を囲んでみましょう。お互いを深く知り合いことができます。

自然な協働を促す

そこにいる人たちで協力しないとうまく焚き火はできません。面と向かって話すのはなかなか難しいもの。でも作業をしながらお互い手伝い合いながらだと自然な会話ができます。まったくの初対面であっても仲良くなれます。

一期一会を大切にできる

焚き火には同じ焚き火は二度とありません。焚き火が見せる表情は朝、昼、夕方、夜で変わります。晴れ、曇り、雨。暑いか寒いか。風があるか否か。湿度が高いか低いか。入手できる燃料がどんなものか。その日のコンディションによっても違いが出ます。

知識、技術、経験、勘。大きな火をつくってみたいタイプ、小さな火を囲むのが好きなタイプ。焚き火を熾す人によっても変わる。上手い下手はどうでもいい話。その人がやりたいようにやるのが一番です。

例えば季節によって近隣で拾ってくる木の枝にも変化があります。6月頃だと焚くと水分が出てきます。1、2月の寒い時期に拾った小枝は乾燥していてパチパチと勢いよく燃えます。同じ木の枝でも季節によって状況が変わることを知ります。自然の営みの一つでしょう。

そんなふうにその場その場で表情を変える焚き火。自分がつくった焚き火なら消えないようにそっと手を添え育ててあげたい。ゆらめく炎はその時その時で形を変化します。個性があってたのしいもの。同じ焚き火が二度とないと思うとその場を大切にしたくなります。

そんな焚き火と人を重ね合わせてみる。プライベートのとき、仕事のとき。大勢の中にいるとき、一人でいるとき。オフィシャルな場とカジュアルな場。人もまたその時その時で見せる姿が変化します。一人ひとりには個性があります。個性に目を向けその人の魅力を引き出してみる。もしかしたらその出会いはその場だけかもしれない。だから一期一会を大切にできます。

焚き火を見ながらそんなことを考えてみる。火を見つめながらゆったりとした気持ちで向き合う。自分とのコミュニケーション。焚き火とのかけがいのない時間。忙しさに追われる日々だからこそ持ちたい貴重な時間です。

まとめ

コミュニケーションと聞くとどんなイメージを持ちますか?相手との会話、話すこと。コミュニケーションが苦手という人は話すのが苦手という気持ちがあるのではないでしょうか?コミュニケーションは会話だけではありません。話さなくても伝わってくるもの。

現代人はSNSを使って会話をします。一日中スマホばかりを見ているという状態もあります。たったひと言の言葉。受け止め方によって良くも悪くもなる。「そんなつもりで書いたのではないのに・・・」そう思っても相手は別の認識をしてしまいます。最悪のときは書かれた文字一つが相手にとって凶器になるときもあります。

生身の人間同士。顔を合わせて相手のことを感じながらコミュニケーションをとる。今のこの便利な時代だからこそ見直していきたいテーマではないでしょうか?焚き火はそんな空間を自然な形でつくってくれます。

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