火がつきにくいときの焚き火火おこしのコツ
雨降りのとき、湿気が多くて枝が湿っているとき、周囲の温度が下がっているとき。焚き火の火がなかなかつかなくて困った経験があるだろう。寒いし早くつけたいけどにっちもさっちもいかない。そんなときに救世主になるのが新聞紙。本記事では焚き火の火がつきにくいときのワンポイントをまとめた。
新聞紙は1枚を半分に切る。軽く短冊状にたたみ少しだけひねりを入れる。最後にクルッと巻いてとぐろ状にする。この時強く結ばないのがコツ。空気が入りやすくしておくわけだ。新聞紙の上に乾いた細い枝を中心が高くなるように組むのがポイント。高くしていくことで炎が真上に上がり上昇気流に乗って燃えていくわけだ。
マッチで新聞紙に火をつける。ライターやチャッカマンでもいいのだがそれでは味気ない。昔からあるマッチにこだわってみよう。マッチ一本で着火が成功したときの達成感を味わいたいもの。湿気が多いとここで絶ち切れてしまいがち。手で囲むなどして温度を保てるようにする。ここで枝に火が移っていくかが最大の難関。慎重に見守っていきたいところだ。
枝に火がまわっていくとだんだんと真ん中の温度が上がっていく。枝から枝に火が燃え移り始めたらひと安心。細い枝からだんだんと太い枝へとくべていく。
ここまで来たらもう大丈夫。適宜薪をくべながら炎の様子をみていく。火の周りもあったかくなる。そんな焚き火を見て人が集まってくる。自然な雑談が始まる。焚き火コミュニケーションのスタートだ。
人工物を使った焚き火はできるだけ避けたいもの。でも焚き火が熾きないことには暖もとれないし食事準備も始まらない。そんなときの新聞紙。市販の着火剤に頼らず、できるだけの身の周りのもので焚き火をつくれるようになる。オトナのかっこいい焚き火の醍醐味がここにある。
▼「焚き火ファン」チャンネル登録はこちら▼
関連する投稿
現在の記事: 火がつきにくいときの焚き火火おこしのコツ
お問い合わせはこちらからお気軽に
フォームからのお問い合わせ
お問い合わせフォーム »