簡単な焚き火ランチは気軽なコミュニケーション
近所の公園で焚き火ランチ。といってもたいそうなことはしない。自宅の冷蔵庫の残りものをかき集める。ほぼそのままの状態で。手の込んだことはしない。思いついたらすぐに行く。これがイチバン。
周囲の雑木林で焚き付けにする小枝を拾う。大小さまざまなものが必要なのであれこれ探して歩く。落ち葉の上を踏みしめる感覚。落ち葉の香り、ふわふわ感がたまらない。焚き付け拾いをやり始めるとずっとやっていられる。何も考えず没頭できる時間が心地いい。
そして焚き火を熾す。落ち葉が敷き詰められた地面を見ただけで心が落ち着く。落ち葉と拾ってきた焚き付けで小さな火を熾す。火種をあたためていく。次第に炎が大きくなる。肌寒い昼下がりにこのあたたかさはたまらない。
思いつきメニューは、野菜焼きとやげんなんこつ焼き。野菜はかぼちゃ、じゃがいも、しいたけたち。野菜は食べやすい大きさに切って、なんこつはパックのまま持参する。火を熾したらそのまま素焼き。仕上げに塩コショウ。それだけ。こんなシンプル料理が焚き火ではごちそうに変身する。
ちょっとだけこだわったある日のメニューは野菜ときのこのソテーに三角チーズのお手軽燻製。野菜は適当にカットしラップに包む。塩こしょうも必要な分をラップに。ワインがあればもう何も要らない。
前日雪だったある日。雪が残る人気の少ない静寂の中、焚き火を見つめながら青く澄んだ空を仰ぐ。「こんなに気軽に来れるなら毎週やな!」そんな気持ちになる。
ご近所の「焚き火ランチ」。人は食べながらだと会話が弾む。雑談もしやすくなる。お手軽コミュニケーションができるプチぜいたくな時間。これに勝るランチはきっと他にはないだろう。至福のひとときにもう病みつきだ。
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