雨の日のソロ焚き火のたのしみ方|初心者向け
明日は待ちに待った焚き火!ワクワクして朝起きると何と雨模様。あ~残念・・・こんなことってありますよね?雨が降ると焚き火はできないのでしょうか?
雨の中でも焚き火はできます。難易度が上がるのでいくつかの注意点をクリアする必要があります。そこさえ知っておけば大丈夫。この記事では初心者が雨の日の焚き火をするときの注意点をまとめました。
コンテンツ
ソロ焚き火台を使った雨の日焚き火ハウツー
初心者がソロ焚き火台を使って、雨の日焚き火で何に注意したらいいかを動画でまとめました。まずはこちらをご覧になってください。
焚き火のベースをつくる|直火の場合
では少しレベルアップして、直火で焚き火をする場合の解説をします。直火とは地面で直接焚き火をすることを言います。地面が濡れているとなかなか温まってくれません。そんなときはちょっとした工夫をします。
なるべく濡れた地面を避け、排水性の良い場所を選びます。集められるなら小石や砂利を地面に敷き詰め水はけを良くします。その上に太い生木を平行に並べ焚き火のベースをつくります。
もし生木がない場合は太目の薪でもOKです。その後、火おこしを始めるまでは濡れないように新聞紙やビニールシートなどで覆っておきます。
燃えやすい焚き付けをつくる|直火の場合
なるべく乾いた小枝を集めます。いきなり太目の薪は燃えません。特に雨の日ならなおさらです。細い枝からだんだんと太い枝へと火を育てていくのは晴れた日と同じですね。
乾いたものが見つからないときは、薪に火が移りやすくするように焚き付けをつくります。なるべく雨に当たらない場所で、ナイフなどを使い太い薪を削ります。濡れた薪でも内部は乾燥しているので削れば着火剤になります。
焚きつけや細かい薪を通常の焚き火のときよりも多めに準備して焚き火を始めます。この時小さくつき始めた火が雨に当たって消えないよう新聞紙を被せてカバーしてあげるのもありです。
薪の組み方を工夫する|直火の場合
太目の薪を屋根を作るような感じで焚き火の上部へ平行に並べ、火元に雨が当たらないようにします。この薪が雨をシャットダウンしつつ、下からの火で乾燥させられ燃えていきます。
やがて大きな炭火となり消えない焚き火の元となります。大き目の石で囲むようにかまどが作れる状態なら、石へ薪を渡すようにして差し掛けられるので便利です。
いったん熾った炭火は相当の豪雨でない限りブスブスと煙を吐きながら燃え続けます。熱く熱せられた火床の熱量は相当なもの。この状態にもっていくまでが雨の日の焚き火の勝負どころです。キャンプから帰る際に焚き火へ水を掛けてもなかなか消えきらなかった・・・という経験はこのためです。
雨の日ならではの焚き火のたのしみ方
雨が降ると残念・・・とついつい思いがちです。でも実は雨の日ならではの焚き火のたのしみ方があります。
雨の中で焚き火を囲むと、外へ動いていけない分、火の周りにみんなが集まってきます。焚き火のおかけで相手との距離感も自然に近くなります。
しとしとと降る雨音は心を落ち着かせてくれます。そんな雨音を聴きながらポツポツ語り合うのもなかなかオツなものです。雨の日焚き火のたのしみ方を覚えておくと自然体験の魅力が広がります。
そして諦めないで焚き火を相手に奮闘しているうちに雨が上がることも。雨上がりは空気が格段に澄んでいます。そんな中、焚き火を囲んでみんなの笑顔に花が咲きます。雨上がりの星空は驚くほどきれいです。一度体験したら病みつきになりますよ。
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