日本焚き火コミュニケーション協会®支部Baseメンバーの横顔

当協会では「焚き火で安心安全な場をつくる」という趣旨に賛同、協会としてのあり方と技術を習得した方に支部Baseとして焚き火コミュニケーションを広める活動を行っていただいています。

といっても大規模なものとは真逆の世界。こじんまりとしっかり地に足つけて地道に積み上げています。そんな少数精鋭の仲間のみなさんをご紹介します。

 

小川聡(ニックネーム:せんせ)|西東京支部Base認定「場づくり師」

Q;焚き火との出会いは?

YouTubeの焚き火動画を見て、小さい時に父親と庭でゴミを燃やす時間がなんとも言えず楽しかったことを思い出し、「火をもう一度ゆっくり眺めたい」と思ったことが焚き火との出会いです。

Q;協会との出会いは?

前職で介護施設の現場に関わる仕事をしていましたが、そこで見たデイサービスやレクの時間があまりにも入所しているご高齢者のニーズとかけ離れたものでした。

そこで、「焚き火の場を提供したらご高齢者は昔を懐かしんで喜ぶのではないか?」と思い、場づくり師としての技術を学ぶべくいろいろ探したところ、当協会にたどり着きました。

Q;どんな場づくりをしていますか?

イベントごと講座ごとに異なります。参加者のニーズや雰囲気を観察し、臨機応変に場をつくっています。

静かに火を眺めたい人、他の参加者と火を見ながら会話を楽しみたい人、何か焼いて食べたい人、様々な方が参加されます。

最終的にはどなたにも「また焚き火が見たい」と思っていただけるような場づくりを心掛けています。

★広がる焚き火コミュニケーションの場
【自作簡易釜戸で味噌作りイベント】

野外で大豆をコトコトにてお味噌を作るイベントにて、一斗缶での簡易釜戸づくりとそれを使って大豆を煮る体験をしていただきました。薪は枯れた竹を使い、里山の保全にも貢献。年末恒例のイベントになっています。

【焚き火で放置竹林対策サポート】

日本全国の里山で問題になっている放置竹林。竹は炭・灰にすることで畑の土壌改良に役立つことから、竹炭作りのサポートを行っています。できた消し炭と灰は農家や家庭菜園をされている方々に配られ、自然の循環を実現しています。

 

樋口博一(ニックネーム:ひろろん)|関西支部Base認定「場づくり師」

Q;焚き火との出会いは?

焚き火っていいな・・・と思ったのは家族で行ったキャンプ場でした。焚き火台を設置して、薪を組んで火を点けて何も考えず、只々揺らぐ炎を見つめていました。

「この状況、この場面って、なんか気持ちいい」と感じたのを覚えています。

Q;協会との出会いは?

この焚き火の体験を幾度か自身で薪を組みながら味わっていました。ふとそんな焚き火を介してそんな事ができる場所、そんな空間を創っている場所はないものかな?と探し調べ始めたのがきっかけです。

協会のページを見つけ、読み進めていくうちに 自分自身の焚き火で体験したことがシンクロし、場所や空間を自分の手で創って、来られた方にその体験を一緒に味わってもらえることが可能である事を知りました。

そして興味が一層増し、自分自身で始めようと思い、協会に応募いたしました。

Q;どんな場づくりをしていますか?

安全、安心して焚き火ができる場所。焚き火場で大切にしていることは、自由、選択できること、自己表現、聞いてもらえること、受け止める、受け入れる、尊重、心地よさ、リラックス、そして癒し。

来ていただいた方に、フラットな自分とつながり、本来の自分を見つめるきっかけとなる場となれば、私も喜び倍増です。

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