焚き火で人間本来の五感を取り戻す

2018.01.18 (木)

最近五感を感じるという感覚を味わったことがあるだろうか?五感とは視・聴・嗅・味・触の五つの感覚、これらの感覚によって外界の状態を認識するものとある。つまり五感がないと外界の状態が認識でできなくなるということだ。現代人に失われがちな五感。それを取り戻すのが焚き火だ。

人工知能が普及するとこれまで人間がやっていたことがなくなっていくと言われる。先日もこんな番組をやっていた。ある人に何曲かを聴いてもらい、AIが脳波から好みの曲を想定する。その人が好きそうな曲をつくるというものだ。すごい技術と感じる反面、そこまでロボットがやっちゃうの?という疑問が湧いた。

焚き火で五感を感じるとはどんなシーンなのだろうか?一つずつ描いてみよう。

炎を見る。焚き火の炎は一度として同じ形にならない。形が決まっていないところが視覚を呼び覚ます。ゆらゆら揺れる火を見つめているだけで心が落ち着いてくる。同時に周囲の自然にも目が行く。開放的な景色に頭の中もすっきりしてくる。

パチパチと爆ぜる音。この音には独特の空気感がある。音を聴いているだけでゆったりとした時間がつくられる。焚き火の音だけではない。木々が揺れる音、小鳥のさえずり。風がそよぐのにも音があるんだと気づくことができる。静まり返った林の中で聴覚は研ぎ澄まされる。

焚き火の匂い。単に木が燃えているのはない。薪の種類によって香りは変わる。この木の種類っていい匂いがするんだなあ・・・改めて気づく。風の方向で煙のながれも変わる。煙が目にしみる。本来の嗅覚とはこういうことをいうのだろう。

森や林の中に入って焚きつけを拾う。地面の土に触ってみる。木の温もりを感じる。落ち葉をかき集める。薪を動かしてみる。この動作がたまらない。飽きることなくずっとやっていられる。素手で何かをするという機会があまりにも減っている。触覚はこんな些細なところから生まれる。

焚き火を使っての食。代表格は焼き芋だろう。スーパーで売っている芋がほっこり食せる感動を味わえる。料理といってもアルミホイルで食材を包むだけの簡単なもので十分だ。いつも野菜、いつもの肉がこんなにも美味しいと感じる。食材そのものの良さがわかる。焚き火料理で味覚はシンプルになる。

もともと人間に備わっているはずの五感。世の中が便利になる一方で五感はどんどん失われていっている。このままいくとどうなるのか?人間本来の営みができなくなるのではないだろうか?現代人にとって五感を研ぎ澄ますことはとても大切なことだ。失われていた五感を取り戻す。人が持つエネルギーが蘇る。焚き火にはそんな魅力がある。

 

はじめて焚き火体験

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