焚き火の前では話さないのもコミュニケーション

2018.01.31 (水)

コミュニケーションといういうと相手と会話をすることと思っていないだろうか?「自分は話し下手なのでコミュニケーションはうまくない」「引っ込み思案で社交的じゃないからコミュニケーションと言われると苦手意識がある」こんなふうにも思っていないだろうか?

コミュニケーションの手段は話すことだけではない。コミュニケーションはキャッチボールみたいなもの。相手の話を聴く、ちゃんと耳を傾けることがあってはじめて成立する。話さなくてもいい。話さなくても相手に伝わる。話さないからわかり合えるという場面もある。焚き火の前ではそれが実感することができる。

コミュニケーションの定義を調べてみる。「人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達」とある。さらに深堀りすると情報の伝達だけが起きれば充分に成立したとは見なされておらず、人間と人間の間で「意志の疎通」が行われたり、「心や気持ちの通い合い」が行われたり「互いに理解し合う」ことが起きることと記載されていた。

「私は元来人見知りです。だから初対面の人となかなか会話のキッカケがつかめません。でも今日こうして焚き火を見つめていると話さなくてもいい空気感がありました。無理しなくていいんだ。いつもの自分でも大丈夫なんだ。そう思うと自然に周囲の人とも打ち解けることができました」

これは先日たき火バーに参加いただいた方の生の声だ。「焚き火がみたい」「自分で焚き火をしてみたい」多くの人がそんなシンプルな気持ちで参加する。たき火バーは基本一人での参加だ。友達同士で連れだって参加となると友達の中だけで盛り上がることになる。それはそれでたのしいこと。でもここでは初めて会った人とのつながりを大事にしている。

「心や気持ちの通い合い」「互いに理解し合う」こと。これこそが一番大切なこと。焚き火を囲んでフラットなコミュニケーションをしてみよう。ありのままの自分でいられること。肩肘張らない自然な姿。その心地良さに気づいてみよう。今のままでいいんだ・・・そう思える自分に戻ることができるから。

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