焚き火の場づくりは、ぜいたくなエンターテインメント

2018.05.10 (木)

子供の頃、火遊びをしたくなったことはないだろうか?あぶないから火遊びなんて絶対にしちゃダメ!と大人に禁止されていた記憶があるだろう。禁止されればされるほどやってみたくなる。禁断のいたずらという感じだったのではないだろうか?

焚き火は原始的に戻ったDNAを刺激するような気がする。たぶん人間が元々もっている野性の欲求のなせるワザかもしれない。とても本能的な行動のようだ。別に寒いわけでも何かを焼いて食べるわけでもないのに火を焚く。ただ単純に上手に焚き火を熾せただけで面白いしうれしい。そんな感覚だ。

キャンプに出かけるたのしみはどんなことだろう?人それぞれいろんなたのしみがあると思う。その中でも一番にあるのが焚き火。キャンプに行くのではなく焚き火をしに行くという感じだ。

小さな火を熾してすぐそばでカップに注いだお酒を一口入れる。真っ暗な山の中。聞こえるのは森の木々が立てる少しのざわめき。時折響くのは薪が爆ぜるパチパチという音だけ。火を囲んだ仲間の顔を照らす明かりが揺れる。

少しうつむいた横顔に濃い陰影が浮き上がる。ポツリポツリと話す言葉は普段口に出さない想いだったりする。ふと炎から目を離し顔を上げるとゾクッとするほどの満天の星空が広がる。ただ燃えているだけの火。でもけっして飽きることはない。そんなひとときが欲しくて野山に出かけたくなる。

今の時代、性能の良いキャンプ用バーナーはいくらでもある。スイッチ一つで煌々とした明かりが点けられるランタンも安く手に入れることができる。料理をするにも照明が欲しい時にもわざわざ焚き火をする必要はない。

でも焚き火の醍醐味はそこではない。食事の準備や明かりのためでもなくたのしむために火を焚く。転がる枯れ木をサッと拾ってきてパパッと手早く燃え上がらせる。少ない手数で煙も少ない型の良い炎が静かに立ち上がる。余計に燃え上がることなくやたら弄り回さなくとも消えない。そんな至高の焚き火をつくり上げる。かなりクリエイティブで贅沢なひとときではないだろうか。

原子の時代、焚き火は野性生物から身を守り、暖を取り、食物を煮炊きしてより美味しく食べやすくするものだった。現代は、気持ちをほっとさせたり友達や家族との語らいの場を演出してくれるエンターテイメントの場づくり。そんな役割が焚き火にはある。

アウトドアグッズは便利でリッチな道具もたくさん出回っている。でもそういうものではなく野外生活の原点に帰ってシンプルに焚き火の炎だけのひとときを過ごしてみる。最高にぜいたくな場づくりを体験してみよう。

 
心が開くはじめて焚き火体験

 

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